ムツばあさんのNHK花のあとさきが泣ける!夫公一と手がけた楢尾集落(ならお・秩父山中)は今!?

3.ムツばあさん最終章が泣ける!NHKドキュメンタリー「秩父山中・花のあとさき」楢尾集落の今は!?

そんなムツばあさんこと小林ムツさんと

夫の公一さん、そして同じ村人の

武さんや清美さんの姿を追った

NHKドキュメンタリー

「秩父山中・花のあとさき」

平成13年から、この過疎の限界集落に

暮らす優しい人々の姿を追っていった

ドキュメンタリーは「傑作」とも言われ

お二人がお亡くなりになった後も

何度か再放送されているようね。

そのたびにたくさんの人の心をつかみ

ムツばあさんたちが手がけた

太田部楢尾(ならお)には

今も多くの人々がムツばあさんを偲び

また、その「遺したもの」を見るために

訪れておられる様子。

今は誰も住民がいなくなった楢尾集落…

だけど、春になると山桃やツツジ、レンギョウ等

ムツさんたちが植えた花々が

あちこちで花を開き、

訪れた人を迎えてくれているよう。。

「村に誰もいなくなっても、

人が訪ねてきた時花が咲いていたら、

どんなに嬉しかろう」

その想いが形となって花開いた

秩父山中の太田部楢尾集落。

平成の花咲かじいさん&ばあさんは

この地に、この世界に

何を遺していったのか…。

出典:NHK

美しい自然の風景と共に

色んなことを考えさせられる

秀逸なドキュメンタリー

…これは必見ね!!(T-T)

現実問題として、無人となり

人の手が全く入らなくなった山は

ツル・ツタだらけになってしまうそう。

決してきれいごとだけではなく

ムツばあさんたちが遺してくれた

美しい風景を守るには、

定期的な「人の手」が必要みたい。

あのスローライフの先駆者、

ガーデニングで有名な絵本作家

ターシャ・テューダーさんの庭も

今も子供さんや孫の世代が

庭の手入れをして守り続けておられるしね。

ムツばあさんがいなくなって10年…

町に出ていったけれど、

ときどき訪れて手入れをして下さる

子ども世代の方々や、

この地には番組をきっかけに

ボランティアで手入れをして

下さっている方々もおられるようで、

ムツばあさんが思い描いていた

「風景」は多くの人々に

守られているよう!!

今は廃れてしまった催事を

復活させようという試みも。

この受け継がれていく意志・遺志を

思うだけでも、

ムツばあさんの大きな大きな力を感じ

何だか胸が熱くなるわね。

一人の名もなきか弱い女性の行動が

こんなにもたくさんの人々の心に

大きな感動を与えてくれることに、

そして、それを紹介して下さった

NHKドキュメンタリーに

ありがとー!!って気持ち。

人生折り返し真っただ中の

アラフォー・アフロとしては、

この一人の女性の

慎ましやかだけど芯の通った

強い生き方を見せてもらうことで、

情報に振り回されない

「自分の生き方」を

考え直す良い機会を頂いた感じ。

自分が土に還るまで

何をしたいのか…

番組を通して考えてみるのも

良いかもしれないわねー。

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まとめ

秩父山中の山の中、

限界集落となった太田部楢尾(ならお)

村人がどんどん少なくなっていくこの地で

自分がお世話になった畑や土地に

「恩返し」をしていこうと

一万本以上の花や樹を植え続けた

ムツばあさんこと小林ムツさん。

過疎の村…というと寂しい印象だけど

優しい夫・公一さんや、

近隣の人々…そして里山に包まれた

ムツばあさんの人生は

とても満ち足りた豊かなものだったんじゃ

ないかしら?

豊かさを求めて自然から離れて

暮らすようになった私たち。

それが悪いこととは決して言わないけれど

ムツばあさんの笑顔や生き方を見ていると

本当の豊かさって何かなぁって

改めて考えさせられるわ。

今の時代を生きる自分たちは

次の世代にいったい何を

遺していけるのかしら?

ムツばあさんの遺したものに

想いを馳せながら、

心地よい感動に浸りたいと思う

アフロでした。

今日も最後まで読んでくれて

ありがとうねー!!

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