wonder(ワンダー君は太陽)が映画化!ジュリアロバーツ主演オギーはジェイコブトレンブレイ!泣けるパラシオの原作本と絵本紹介

こんにちは!

マダム・アフロです。

R・J・パラシオさんが書かれた

「Wonder(ワンダー)」

ご存知でしょうか?

2016年の「読書感想文全国コンクール」で

小学校高学年用の課題図書にもなり、

書店で平積みもされていたので、

その目の覚めるような青色とイラストを

覚えておられる方も多いかもしれません。

「きっと、ふるえる」

そんな表紙の言葉に、

感動の押し売りか…と

穿った目で見ていたアフロ。

スミマセンでした!!!(T^T)

ホンマに良い本でした。

震えました。

最初に買って読んだ

うちのムッシュは、

電車の中でふるえてしまったようです。

そんな「ワンダー」が映画となりました。

「wonder/ワンダー君は太陽」

アメリカでは既に公開されていて

絶賛されている様子。

日本では2018年6月に公開予定です。

アフロ家、ふるえてます(*゜∀゜*)

児童書の域を超えた

全世界800万部突破の名作の映画化。

そして、実写化にあたって

あのジュリア・ロバーツが母親役を名演。

天才子役と言われる

ジェイコブ・トレンブレイと

素晴らしい親子の姿を魅せてくれるとのこと。

そんな公開を記念して

本日は「ワンダー」特集で

お送りしたいと思います。

きっと、ふるえます(*^_^*)

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1.R・J・パラシオ原作の「wonder(ワンダー)」とは?

世界中で大ベストセラーとなった

「wonder(ワンダー)」。

パラシオさんが、

この本を書くきっかけになったという

出来事があります。

主人公のオギーのように

頭部に障害を持った少女と会い

泣き出してしまった

パラシオさんの当時3才だった娘。

少女を傷つけてはいけない、と

娘の乗ったベビーカーを遠ざけたパラシオさん。

すると少女の母親が

「そろそろいかなくちゃね」と

穏やかに立ち去っていったそうです。

そのことを思い返し

「自分はどうすべきだったのか」

「母親として自分の子どもたちに

何をどう教えるべきだったのか」と

自問自答したパラシオさん。

その答えが

「あの母親に話しかけるべきだった」

「少女のことを怖がることなどひとつもないと

教えてあげるべきだった」であり、

彼女の著書「wonder(ワンダー)」

だったです。

1人の母親として

このエピソードも凄く心に響きました。

そういう出来事に出会うことは

きっと長い人生の中であると思います。

でも、その後に、

ここまで深く悩み考え、

ひとつの作品に昇華できる人は

パラシオさんだけでしょう。

そんなパラシオさんが紡いだ物語

「wonder(ワンダー)」は

以下のようなストーリーです。

オーガスト・プルマン、

愛称オギーは

10才の小さな男の子。

生まれつき下顎顔面異骨症という

顔の骨が正しく形成されないまま生まれるという

障害をもったオギーは、

小さいときから27回も手術を繰り返しています。

しかし、その顔はどうしても

「普通」と呼べるものではなく、

目や鼻のは通常の場所とずれた場所にあり、

鼻から口にかけては口蓋裂を

縫い合わせた跡もあります。

そんな彼が10才で

はじめて学校に通うことに。

両親がオギーに

「現実とどう向き合うか学ぶために」と

選んだ選択でした。

だけど、そこはある意味で

大人より純粋で残酷な子どもたち。

生徒たちはオギーの顔を見て

悲鳴をあげたり、じろじろ眺めたり、

さらには「病気がうつる」と

避けるようになります。

その状況をオギーが一人称で

悲観的になりすぎず、

事実として述べていくところが

切ない・・・(T^T)

本の中では、その後、

オギーの姉ヴィアや

友達のサマー・ジャックなど

視点を切り替えながら

オギーを取り巻く環境が

語られていきます。

そして夏のキャンプで事件と

奇跡が・・・。

あー!!もう!!

そこは原作で是非読んで下さい!!(*゜∀゜*)

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2.「wonder(ワンダー)」が映画化!「ワンダー・君は太陽」の海外での評価は?

そんな素敵な「ワンダー」を原作に

アメリカで実写映画

「ワンダー君は太陽」は

作られました!

出典:ワンダー君は太陽公式HP

海外では既に封切りされているのですが

かなり高い評価で受入れられているようです。

当初2017年4月7日に全米公開予定だったこの映画、

2017年2月13日の試写会での反応が予想以上に良く、

アカデミー賞などを見据えて

公開日を2017年11月17日に延期したそうです。

興行収入は当初、公開初週末に

900万ドル前後と見積もられていましたが、

実際はその3倍以上の2754万ドル!

評論・評価もかなり高いようです。

監督はスティーヴン・チョボスキーさん。

出典:Pouch

自身の原作でもある

「ウォールフラワー」の映画で

メガホンをとり、

高い評価を受けています。

壁の花だった主人公が

ひとつの出来事をきっかけに

世界が広がっていく・・

「ウォールフラワー」のテーマでもあった

「一歩踏み出そう。世界は変わる」

「ワンダー」にも通じるものですね。

不安定で純粋で未熟な子どもの

痛みと成長を丁寧に繊細に描く

スティーヴン・チョボスキーさんが

私たちに見せてくれる

「womder」な世界・・

楽しみです!!(*^_^*)

3.主演はジュリア・ロバーツ、オギーはジェイコブトレンブレイ!「ワンダー・君は太陽」のキャスト紹介

Wonder…「戸惑い」から「驚き」、

そして「奇跡」へ…

生まれてから「普通」であることを

経験したことがなく、

10才で初めて学校にいくという

この難しい役所でもある

オーガストことオギーを演じるのは

ジェイコブ・トレンブレイくん!

出典:NAVER

2006年10月5日、

カナダのバンクーバー生まれの

ジェイコブ君は現在11才。

彼が天才子役として一躍有名になったのが

2015年の映画「ルーム(room)」。

この中でジェイコブ君は5才まで

ママと暮らす「部屋(ルーム)」だけが

世界の全てだと信じている少年を

見事に演じ、

18もの賞を獲得

そのほか20もの賞にノミネートされました。

この役も難しいですよね。

若干8才で、その特殊な設定と

普通ではない世界観を理解し

体現できるジェイコブ君

…大物の予感がプンプンします!!

またご家族も美しい!!

出典:インスタグラム

お父様は消防士、お母様は専業主婦。

ジェイコブ君の姉妹も子役として

活動されているようです。

どんだけ美しいファミリーなんだー!!(゚д゚)

そんなジェイコブ君、

実はかなりの「スター・ウォーズ」ファンとか。

今回の役所のオギーも

「スター・ウォーズ」が好きな設定なので

そこは共通項があるようです。

とはいえ今回も難しい役・・

天才子役がどんな演技を見せてくれるから

楽しみです(*^_^*)

そしてもう1人、

忘れてはならないのが

母親のイザベルを演じる

ジュリア・ロバーツ!!

出典:シネマトゥデイ

2017年People誌が選ぶ最も美しい人にも

選ばれたジュリア・ロバーツ。

1967年10月28日生まれの

なんと現在50才!!

凄いですねー。

「プリティウーマン」での

可愛らしさも忘れられませんが、

時の流れを全く遡って

年を重ねるほどに美しさが

増していかれていますね!

そんな彼女が今回は

美しいだけではなく、

息子の幸せのために

苦悩しながらも前に進む女性

好演されているようです。

予告を見ているだけでも

母親の心の動きが伝わるようで

なんだか泣けてきます(T^T)

父親ネート役も実力派俳優の

オーウェン・ウィルソン。

幅広く色んな役をこなしながら

私生活では色々とヤンチャもあった

オーウェン・ウィルソン

プライベートにおいてもパパでもある彼が

オギーに見せる優しくも強いまなざしは

本物の心に迫るものがあります。

トゥシュマン(おしり男)校長に

マンディ・パティンキン

数々の人気ドラマや映画に出ている

素敵なおじさまは、なんと

「ラピュタ」「風立ちぬ」の

声の吹き替えもしているとのこと。

ちなみに、このトゥシュマン校長の

最後のスピーチが

原作「ワンダー」の肝でもあるのですが…

映画ではどうなっているかな?

気になるところです!!

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4.併せて読みたい続編「もうひとつのワンダー」と絵本「We’re all wonders」

映画の前に予習として

おさえておきたい本がさらに2冊。

「もうひとつのワンダー」

出典:ほるぷ出版

「We’re all wonders」です。

出典:Amazon

「もうひとつのワンダー」は

「ワンダー」の登場人物

ジュリアン・クリストファー・シャーロットの視点から

「ワンダー」の時間を描いた作品です。

オギーの未来は、

読んだ読者に委ねたいという想いから、

パラシオさんは続編を書かないと

言い切っています。

しかし「ワンダー」のあとに起きた

いじめっこでもある

「ジュリアンになるな」運動を目にしたとき

違和感を感じたパラシオさんは、

このスピンオフ的な話の依頼には

飛びついたと言います。

人を傷つけるような言葉を言うことは

決して良いことではありません。

だけど、それだけで

「ジュリアンは悪者」と決めつけてしまうことに

危機感を覚えるパラシオさん。

そこにパラシオさんの人間的な深さ、

そして母親としての愛を感じるアフロです。

ジュリアンほか、クリストファーや

シャーロットの視点から見たオギーの世界は、

子どもならではの苦悩や成長を

懐かしく感じると同時に、

物事を一面だけ見て決めつける危うさも感じ

大人になった今、

言葉にできない色んなことを受け止めます。

極端にいうと

「進撃の巨人」のような?( ・∀・)

違いを受け止められる広い視野で

子どもと接して行けたらなぁと思います。

もうひとつの「We’re all wonders」は

完全な絵本で、直ぐに読めます。

英語ですけどね…^_^;

シンプルな言葉と

目が喜ぶ鮮やかな色使い、

かわいらしいイラストで

「ワンダー」の世界を端的に的確に

現しています。

未就学児~小学校低学年なら

こちらの方が入門書として

オススメかなー。

機会があったらぜひ

手にとってみて下さい!!

まとめ

いかがだったでしょうか?

「ワンダー」にまつわる様々な

ワンダフルな世界・・!!

小さな勇者・オギーが魅せる

奇跡の世界が、

スクリーンで拝める日が楽しみです!!

公開は6月15日!

間もなくです!!

児童書というには

なかなかの読み応えでもある

書籍の「ワンダー」。

せっかくなので

これを機会に読み直そうかな^_^;

2018.7.2追記

「ワンダー」観てきました!

本当に良かった(T-T)

アフロが一番泣けたのは

愛犬デイジーが○○したとき。。

その後のパパの姿がまたもう・・・(T^T)

トッシュマン校長もイメージ通り。

最後は結構省かれた感じもあるけれど

枠内に収めるには仕方なかったかな。

子ども達の演技がまた凄く良くて涙。

ジャック・・・凄く惹かれたなぁ。

そして、原作には無かった

ジュリアンの最後のあの場面は

個人的には凄く沁みました。

完全に悪い子・・・ではないんだよね。

「ジュリアンになるな」に違和感を感じた

パラシオさんの意向が汲まれたのかな、と

個人的には思いました。

あー、良かった。

子供がなんとなく色々

分かるようになったら

改めて一緒に観たいなぁって

思いました。

最後までお読みいただき

本当にありがとうございました!

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