こんにちは。
マダム・アフロよ。
男と女が出会い、恋をして、
結ばれる…そして結婚。
ロマンチックに見える一連の流れも
その中で多かれ少なかれの障害が付きもの。
だけど、ここまで激しい道のりを乗り越え
無事に結婚されたお二人は
なかなかおられないんじゃないかしら?
日本人で国士舘大学教授、
文化人類学を学びアフリカ音楽を研究する
鈴木裕之さんと、
コートジボワールのアイドル・グループ
「レ・ゴー」の一員で、
国民的アイドルだったニャマ・カンテさん。
波乱万丈の2人の結婚秘話と
そこから見える人類文化学までを
調べてみたので、
良かったら一緒に見ていってねー!
- 文化人類学者・鈴木裕之プロフィール
- 鈴木裕之とニャマ・カンテの馴れ初めから結婚まで!
- 鈴木裕之とコートジボワールのアイドルの恋・結婚が本に!
目次
1.文化人類学者・鈴木裕之プロフィール
出典:アフリカ理解プロジェクト
鈴木裕之さんは1965年
山梨県生まれ。
18才の時に上京して
慶應大学・法学部政治学科へ入学するが、
授業を面白いとも思えなくて、
お金を貯めては貧乏旅行をしていたみたい。。
親からしたらたまらないでしょうね(ー▽ー;)
でも、それが後に鈴木裕之さんの運命を
大きく動かすことになるから、
やっぱり人間感情に従って動くのが
良いってコトかしら。
しかし、旅行中にA型肝炎に罹患した鈴木さん。
それでも鈴木さんは
「インドへ行く」と医者に相談・・( ・∀・;)
もちろんドクターストップがかかるわよね。
でも、鈴木さんの熱意に押された医師は
「どうしても行きたいなら、先進国ならOK」と。
その結果、パリに向かうことに。
そこで出会ったのが
アフリカの音楽家たちを追っている
フォトジャーナリスト。
同行したコンサートでパパ・ウェンバなど
アフリカの音楽家と知り合いになって
彼らに興味を持ったとのこと。
これが鈴木さんとアフリカとの
長い付き合いの始まりだったのね。
なんとかタダでアフリカに行きたいと
思った鈴木裕之さん(笑)。
大学の教授に相談したところ、
「文化人類学者になれば、
アフリカに行けるんじゃない?」
と指導されます。
その結果、大学院で社会学研究科へ進学し
文化人類学を学ぶことに・・・。
・・・着々とアフリカに呼ばれている感じがするわね-。
修士課程では、自費でだけど
ザイール・・今の今後共和国にわたり
リンガラ音楽の研究をされたとのこと。
その後、外務省の専門調査員を経て、
野間アジア・アフリカ奨学金を利用し、
同じフランス語圏のコートジボワール共和国へ!
ついに念願のアフリカへ!
そして願い通りタダで!!
行けるようになったのね(*゜∀゜*)
コートジボワールでは4年間、
ストリートボーイの研究活動に。
帰国後は山梨に帰ろうと思った鈴木さん。
その目にうつったのが
「変なことを専攻している人材を探していた」
国士舘大学で講師の募集!!
その時にはニャマ・カンテさんとも
結婚していた鈴木さんは
彼女の音楽活動にも良いと考え
そのまま東京で過ごすことになったみたいよ。
ニャマさんと結婚されてから
かれこれ20年の月日が経ち、
鈴木裕之さんは現在、
国士舘大学教授としてご活躍のよう。
…パッションって大切ねー!!
2.鈴木裕之とニャマ・カンテの馴れ初めから結婚まで!
鈴木さんがニャマ・カンテさんと出会ったのは
鈴木さんが24才、ニャマさんが10代半のとき。
ちょうど鈴木さんがコートジボアールで
ストリートボーイの研究活動をしていた時ね。
その時は結婚は意識しておらず、
ただただ一緒にいるのが楽しく、
共に過ごす時間が充実していたんですって。
知り合ってすぐ、ニャマ・カンテさんは
ミュージカル劇団「コテバ」の団員となり、
やがてアイドル・グループ「レ・ゴー」の
一員として歌手デビュー。
もの凄く人気が出て
国民的アイドルへの道を
一気に駆け上っていったのね!!(゜Д゜;)
鈴木裕之さんとニャマ・カンテさんの
交際がはじまったものの、
それは知っているのはニャマさんの家族だけという
秘密の状態で、そのまま7年の月日が経過。
・・・長い春ね~^_^;
この期間に、鈴木さんは
独り身の気楽さより、ニャマさんとともに
社会的に認められながら
ふたりで人生を歩んでいきたいと
強く思うようになるのね。
そうなると必然的に辿り着くのが「結婚」!
出典:アフリカ理解プロジェクト
2人の間では自然の流れだけど
両者の家族間や、社会的に認められるには
なかなか大変な道のりがあった模様。
鈴木裕之さんは結婚を機会に
浄土真宗からイスラム教に改宗されているしね( ・∀・;)
2人の結婚は大きなニュースとなり
新聞を賑わせたみたいね。
そしてニャマ・カンテさんは
惜しまれつつ引退。
現在は東京で暮らしておられるわ。
詳しい経緯は「激レアさんを連れてきた」で
紹介されるかも!?
楽しみね-!(*゜∀゜*)
3.鈴木裕之とコートジボワールのアイドルの恋・結婚が本に!
鈴木さんと結婚し日本にやってきた
ニャマ・カンテさん。
そのファーストアルバムがこちらの「ヤラビ」
出典:アフリカ理解プロジェクト
横浜のアメリカン・フェスタに出演されたりと
日本でも精力的に活動されているみたい。
ちなみに、お二人の結婚に至るまでの
ながーい道のりは、こちらでも
詳しく紹介されているわ。
出典:Amazon
お二人の出会い・恋から結婚までの経緯を
追っていくことで、
一見難しそうな文化人類学のことが
実体験のように入ってくるこちらの本。
「恋愛」という誰もが抱きそうな
感情をベースにすることで、
遠く異国の地で起きていることではなく、
とても身近にアフリカを感じることが
できそうね。
アフリカ音楽を研究された本としては
こちらも面白そう!
出典:Amazon
こちらの著書
「ストリートの歌―現代アフリカの若者文化」は
2000年渋沢・クローデル賞
(現代フランス・エッセー賞)を
受賞されているわ。
本当にアフリカと音楽を愛されている
方なのが分かるわねー(*^^*)
まとめ
いかがだったかしら?
アフリカを愛し、アフリカに愛された
アフリカ音楽研究家で
文化人類学者の鈴木裕之さん。
学者さんというと本をたくさん読んで
研究室でいっぱい研究室して、という
イメージだったけど、
鈴木さんの場合は、まさしく
人生かけて体当たりで
その研究対象に没頭されていた感じね。
結婚を決めてから、たどり着くまでの道のりが
大変だったけど( ̄▽ ̄;)、
そこを乗り越えた鈴木裕之さんと
ニャマ・カンテさんなら、
その後の人生に起きるトラブルは
さざ波のようなものだったかも!?
…愛は強い!?(* ̄∇ ̄*)
お二人のような大きな心を持てたらな、
と思ったアフロでした。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうねー!