こんにちは!
マダム・アフロよ。
夏真っ盛りねー!
皆さんはどこかにお出かけしたかしら?
こう暑いと高山での避暑も素敵ね。
…登るのが決して楽ではないのが
インドア派のアフロには辛いところだけど。。
今日ご紹介するのは
登山ファン垂涎ものの高地にある山小屋
「三俣山荘」を家族で切り盛りする
山小屋主人・伊藤圭さん!
山に魅せられた人の魅力って、
ホント人間離れしているわねー(・▽・;)
今度の情熱大陸にも登場する
伊藤圭さんについて調べてみたので
良かったら一緒に見ていってねー!
プロフィール
出典:穂高健一ワールド
伊藤圭(いとう・けい)
生年月日: 1977年
出身地:東京都新宿区
目次
1.伊藤圭(山小屋主人)のプロフィール!支える妻と子供についても!!
伊藤圭さんは1977年東京生まれ。
意外や意外、都内新宿生まれの
都会っ子だったのね!
父は、山岳文学ファンの間で有名な
「黒部の山賊」の著者・伊藤正一さん。
今、伊藤圭さんが経営している三俣山荘は
正一さんが自らのお金で
登山口から山小屋までを繋ぐルートを切り拓き、
1962年に完成したものというから驚きね。
伊藤圭さんは一才の頃から
父・正一さんに連れられて
毎年山へ入っていたそうよ。
都内の高校に進学・卒業後、
21歳~24歳までは京都で
バンド活動などに夢中になったという
伊藤圭さん。
一時は山から離れていたこともあるみたい。
またお父様の影響でカメラの腕前も凄く
2010年には第3回田淵行男賞写真作品公募で
「岳人賞」を受賞、
2013年には「私と水晶岳とその光」という
写真展を田淵行男記念館で開催。
山でしか撮れない生命力あふれる
写真の数々を出しておられるわ。
話は戻って2002年、
山で出会った3才年下の
妻・敦子さんと結婚した後は、
山小屋一本で働き始めたとのこと。
↓特製ジビエシチューを持つ敦子さん
出典:中日新聞
現在は、三俣山荘のほか
水晶小屋の二つの山小屋を経営されているわ。
プライベートでは二児の父とのこと。
お子さんについて詳しいことは
分からなかったんだけど、
情熱大陸の予告で男の子が一人映っていたので
これが息子さんかもしれないわね(*゜∀゜*)
子どもたちは過酷な環境をものともせず、
標高2550mの天空の庭を竹馬で駆けまわって遊ぶ、
と番組紹介でも書かれていたから、
本当に生命力にあふれたお子さんのようね。
お酒が好きな41才ということで
山で飲むお酒はまた格別な味がしそう!
美味しい奥様の手料理と絶景、
子ども達と過ごす山での日々は
山に戻ってきた伊藤圭さんにとって
本当にかけがえのない宝物のようね。
2.伊藤圭(山小屋主人)の三俣山荘の場所や値段・評判は?
出典:三俣山荘
三俣山荘は北アルプスの最奥部、
黒部源流の稜線上、
日本百名山の鷲羽岳と
三俣蓮華岳の鞍部に位置するという
山を楽しむには絶好のロケーション!!
・・・ただし、登山口からは
片道丸二日かかるというから
初心者には厳しい道のりね(ー▽ー;)
出典:三俣山荘
稜線上でありながら辺りは
穏やかにハイマツ帯が広がり
蓄えられた地下水の恵みで
いつも潤っているとのこと。
なので、こちらでは
お水を無料で頂けるというのも
すごくステキね(・▽・)
(お湯・お茶は有料)
展望食堂から見える景色も素晴らしく
北を向けば黒部源頭の山並み、
南を向けば槍・穂高連峰の絶景を
一望できるんだとか。
出典:三俣山荘
HPのギャラリーには素敵な写真が
たくさん公開されていたんだけど、
アフロはこの一枚が心に沁みたわ~!
出典:三俣山荘
こんな幻想的な景色、
下界を離れて見てしまったら、
価値観や死生観すら
変わってしまいそうね(T^T)
開設時期は2018年は
7月1日(日)~10月15日(月)まで。
所在地は
〒930-1458 富山県富山市黒部利割
となっているけれど、
番地がないところに
普通の人が住むところではないことを
改めて感じるわね~^_^;
電話も携帯は通じないから
現地衛星電話というのが驚きね。
TEL:090-4672-8108
気になる宿泊料金は
1泊2食(夕・朝):10000円
1泊1食(朝):7600円
1泊1食(夕):8400円
素泊まり:6000円
他に昼弁当が1100円で販売されているわ。
高校生までの子供には
2食付きえ2000円、素泊まりで1000円の
割引が適応されるとのこと。
連泊も500円引きして頂けるみたい。
こちらの喫茶・食事メニューも
「美味しい」と評判で人気みたい。
特に人気なのが、先にも
妻・敦子さんが写真で持っていた
「ジビエシチュー」!!
出典:山からのおすそわけ
山の恵み・シカ肉!!
最近、南北アルプスで
天敵の狼がいなくなったことなどで
山に増えすぎたシカが
高山植物を食べ荒らす問題が深刻化。
それを聞いた伊藤圭・敦子夫妻は
美味しく食べることを考案し
生まれたのが「ジビエシチュー」。
処理や保管の難しい天然のシカ肉。
シカの臭みが気になるところだけど
三俣山荘で頂くジビエシチューは
その臭みがなく美味しい柔らかな肉を
楽しめると絶賛されているわ。
・・・山登りは大変だけど
ジビエシチューだけでも
食べてみたいわね~(*゜∀,゜*)
宿泊の人で2400円、
テント泊の人で2600円で
頂くことができるらしいわ♪
2015年からは新メニュー
ジビエもみじ丼も提供されるようになった
三俣山荘の食事・喫茶は
昼の部で8:30から16:30、
夜の部で夕食後から21:00までとのこと。
山小屋から見える絶景を望みながら頂く
本格サイフォンコーヒーやケーキは
忘れられない味になりそう!
他にオムライス・パスタ・カレーライス・うどん、
さらにはラーメンまで!!
過酷な場所にあるということを
忘れさせてくれる憩いの場・・・
「三俣山荘(みつまたさんそう)」。
多くの山岳ファンの心を惹きつけるのも
凄く納得ね~( ・∀・)
寝床は最近、改装したばかりで
とても綺麗という情報も。
山登りはちょっとハードルが高いけど
人生の中で一度は訪れたいと
思わずにはいられないわね~。。
3.伊藤圭(山小屋主人)の父、初代主人の伊藤正一って?
「三俣山荘」を営む伊藤圭さんも凄いけど
もう一人スゴイのが圭さんの父親で
初代山小屋主人の伊藤正一さん。
出典:北アルプス朝日小屋
1923年生まれの正一さんは
戦前は物理学者を目指していたとのこと。
10代の時ターボエンジンを発明し、
陸軍参謀本部長にも、その能力を
認められたというから驚きね(゜Д゜;)
しかし山への浪漫があふれすぎた正一さんは
戦後間もなく今の「三俣山荘」などの権利を購入!
2万円で買い取った三俣山荘と水晶小屋を経営し、
さらに湯俣山荘、雲ノ平山荘も含む
4つの山小屋も経営することに。。
更に驚くのは、
登山口から山小屋までを1日で行ける
最短ルート・・いわゆる「伊藤新道」を
私財を投げ打って開拓されたこと!!
その道のりは、とても最短ルートではなく
調査に苦節7年、完成に10年!!(T^T)
・・・情熱だけで、これだけのことが
果たして出来るものかしら!?
そして、もうひとつ有名なのが
山を愛する人々の間で有名な
名著「黒部の山賊」。
出典:Amazon
「山」というものの魅力を
余すことなく描ききられたこの本は
読んだ者を「黒部」へ誘う
魔力を持っていそう。。
写真集「源流の記憶」の出版記念講演会で、
正一さんが最後に言い放った一言が
忘れられない、と語る伊藤圭さん。
「山小屋とは本当に楽しいものだ。
末永く続いていってほしいものです。」
2016年6月17日に亡くなるまで
「山&山小屋」と共に生き続けた
伊藤圭さんの父・正一さん。
本当に山を、そして山小屋を愛し、
また愛された存在だったことが
伺えるわね~(T^T)
まとめ
いかがだったかしら?
北アルプス黒部源流の最奥地にある
「三俣山荘」を営む
山小屋主人・伊藤圭さん。
奥様の敦子さん、そして
父親の正一さんも併せて
本当に魅力的な人たちだったわねー!
伊藤圭さんの山への想いは
世代を渡って受け継がれ、
子供さん達にも引き継がれていきそう。
山を愛する人って何だか裏表がなくて、
一緒に過ごすだけで気持ちよくて
世俗の垢が落とされそう!?
山ってやっぱり人の心を
綺麗にしてくれるのかもね。
色んな欲を落としても
ジビエシチューが食べたいという
食欲だけは消えそうにないな、って
脳裏にシカ肉が躍るアフロでした。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうねー!