ポテトスープが大好きな猫~村上春樹翻訳・オススメ絵本のあらすじ・感想

こんにちは。

マダム・アフロよ。

コロナでてんやわんやしているうちに

激動の2020年も半年が過ぎたわね~。

未来が見えない今だからこそ

大切にしたいのが目の前の幸せ…。

小さな幸せを噛みしめたくなる

アフロ最っっ高にオススメの絵本

「ポテト・スープが大好きな猫」を

今日はご紹介するわね。

おうちでゆっくりと味わいたい

素敵な絵本よー!!

出典:Amazon

猫好きにも、そうでない人も、

おじいさん好きでも、そうでない人でも、

メロメロになること間違いなし!

良かったら最後まで見ていってね~!(*’ω’*)ノシ

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1.「ポテトスープが大好きな猫」の著者テリー・ファリッシュ、プロフィール

この素敵な絵本の原題は

The Cat Who Liked Potato Soup

著者はテリー・ファリッシュ(Terry Farish)さん。

調べるまで知らなかったけれど

女性の方だったのね!

1947年6月8日、アメリカの

コネチカット州で生まれた

テリー・ファリッシュさんは現在73才。

テキサスウーマンズ大学で

社会学と社会システムを学び

アンティオキア大学の国際研究プログラムで

修士号を取得したテリー・ファリッシュさんは、

絵本を始め、ヤングアダルト向けの小説などで

  • ALAベストブック
  • ボストンオーサーズクラブヤングリーダー賞
  •  学校図書館ジャーナル ・ベストブックオブザイヤー
  • バンクストリートカレッジ教育ベストブックオブザイヤー

などなど数多くの賞を受賞されている

魅力的な作家さん!

「ポテトスープが大好きな猫」の舞台である

あのテキサスの味のある感じは、

テリー・ファリッシュさんが学生時代に

過ごした背景から来ているのかも(*’ω’*)

ステキな老婦人となられた今も現役で

Twitterなどで発信もされているので

良かったらチェックしてみてね♪

Terry Farish Twitter

Terry Farish ホームページ

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2.「ポテトスープが大好きな猫」のイラストはバリー・ルート(Barry Root)

愛らしすぎる猫とおじいさんの

イラストを手掛けておられるのが、

バリー・ルート(Barry Root)さん。

詳細は不明だけれど現在は家族と

ペンシルベニア州クアリービルで

住んでおられるよう。

1974年から1977年に高等教育機関である

Ringling College of Art and Designに

在籍されていた…という情報からすると、

現在は65才前後といったところかしら?

その絵の魅力は独特の色彩、

そしてぬくもりや香りも伝わってきそうな

人物や風景の微細な表情。。

「ポテト・スープが大好きな猫」では

おじいさんや猫の仕草ひとつひとつに悶絶!!

イラストレイターとして活躍する

バリー・ルート(Barry Root)さんは

「Game Day」というフットボールを

描いた絵本でクリストファー賞を受賞!

お人柄が色彩にあふれるバリーさんの

その他の絵本もまた読んでみたいわね~♪

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3. 「ポテトスープが大好きな猫」は村上春樹の翻訳が素晴らしい!

この「The Cat Who Liked Potato Soup」の

翻訳を手掛けたのが言わずと知れた

世界に誇る日本の作家・村上春樹氏!

村上春樹さんは、これ以外にも

たくさんの絵本の翻訳を

手掛けていることは、

その筋では有名な話。

特にメジャーなものとしてはコレかな?

【おおきな木】

出典:Amazon

「村上春樹」という人の眼を通して

選ばれた絵本は、どれも素敵♡

でも、やっぱりアフロが一番

オススメしたいのは、

「ポテト・スープが大好きな猫」!!

まず「like」を「大好き」と

訳しちゃうところに愛を感じない!?

この『ポテト・スープが大好きな猫』は、ある日アメリカの街を散歩していて、偶然みつけた絵本です。(中略)

ぱらぱらとページをめくり、「うん、これはいいや」と思って買って帰り、机に向かってそのまま翻訳してしまいました。

(あとがきより)

ちなみに、原書のおじいさんは独特の

「テキサスっ子らしい、クセのあるしゃべり方」があり

それが翻訳では上手く表現できないんだとか…。

そんなことを聞くと、この絵本を、

元の英語でも読んでみたくなるわね~!!

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4.「ポテトスープが大好きな猫」内容・あらすじ

さて、気になるあらすじは…。

テキサスの田舎に、おじいさんと雌猫が住んでいました。

ねずみも捕らず、のんびり暮らす猫の好物は、おじいさんが作るポテト・スープです。

ある朝、なかなか起きない猫を残し、おじいさんが湖に魚釣りに出かけると…。

アメリカ・テキサスで暮らす

根っからのテキサスっ子じいさんと

キジトラの年老いたメス猫。

ポテトスープと魚釣りを中心に

一人と一匹が織り成す何気ない

だけど愛おしすぎる日常…。

そんな平穏な日々がある日突然壊れます。

大冒険でも大事件でもないけれど。

猫にとっては大冒険で、

おじいさんにとっては大事件!

そして一人と一匹は

お互いがお互いにとって

やっぱり唯一の大切な存在であることに

改めて気付くのね。

…こう書くと、まるで恋愛小説のプロットね(;・∀・)

5.「ポテトスープが大好きな猫」オススメポイントと感想!

「屈折した善人」って

いるじゃない?

この本に出てくるおじいさんや

猫は、まさしくそんなキャラ。

綺麗な言葉で上手く世渡りできるタイプじゃなく、

社会性・協調性…という意味ではきっと

落第点なんじゃないかしら?

「チラシとか要らん手紙とかは

ここにぶち込んでくれ!」と、

「Junk Mail」と書かれた立て札と共に

門のところに置かれた便器(!)

…そんな遊び心ある小ネタも

おじいさんの人柄を表していて、

心をくすぐってくれるわね。

会社の中にも一人くらいいる

いわゆる「扱いにくい人」、

だけど根は真っ直ぐで優しい人。

そんな優しい孤独な魂が

寄り添いあって生きている様子が

いじらしくて愛おしくてたまらない。

そして、その間にある

「ポテトスープ」の存在感が

また良いのよねぇ…(*’ω’*)

寒くなってきて、電気毛布を出してきた

おじいさんと、当然でしょ?と

女王様のような体のメス猫。

ええ、人間は猫のしもべよー!

翌朝、暖かな毛布にくるまれ、

とても起きる気になれない猫。

猫とおじいさんは毎朝いっしょに

魚釣りに行くんだけど、

この日はおじいさんだけが湖に。

猫の気持ちも分かるし、

置いていったおじいさんの気持ちも分かる。

でも、それが大きなすれ違いの始まり!

目を覚ました猫は、おじいさんがいなくてビックリ!

そして一人(一匹)姿を消してしまうのね。

猫がいなくなった後のおじいさんの描写が

また切なくて、いいのよね~。

「いなくなってしまったものは仕方がない」と

自分に言い聞かせている様子は、

ただ猫の不在を泣いて悲しむより

グッとくるものがあるわ…。

そんな、おじいさんの堪えるような悲しみが

画面と文面から滲み出る描写から一転、

猫が戻ってきた時は

安堵とも解放感ともつかない喜びが

これまた伝わってくるの!

実は猫はひとり(一匹)湖に向かい、

なんと自分の身体くらい大きな魚を

自ら収穫して帰ってくるの。

身ひとつでよ!?(゚Д゚;)

思わず心の中で一緒に

「獲ったどー!!」って叫んだわ!!

おじいさんが自分を放っていったことが

よっぽど頭に来たのね。

「私だってやればできるのよ!」

ということを証明するべく、

初冬の湖にもぐり魚と格闘する猫。

このツンデレ感…おじいさんでなくても

メロメロになってしまうやろー!!

怒り心頭の猫と

ほっと安堵するおじいさん。

そして二人でまたポテトスープを飲み

一緒に眠る日常が戻ってきて…。

おじいさんの一言が凄く沁みるのね。

でもな、お前、魚もねずみも、べつにつかまえなくったっていいんだよ、

お前は今のお前のままでいいんだからさ。

疲れた時に、ついこの本を手に取るのは

多分この一言に出会いたいからなんでしょうね。

だから、多くの人に読んで欲しい!

一生懸命背伸びして、求められる自分を演じ、

心も身体もくたくたになってしまった時…

この本のこの言葉に触れて、

ありのままの「自分自身」に立ち戻る時間を

持ってほしいわ~(*’ω’*)

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まとめ

いかがだったかしら?

テリー・ファリッシュさんと

バリー・ルートさん…そして

村上春樹さんの翻訳で実現した

大人こそ読みたいステキな絵本

「ポテトスープが大好きな猫」

未来に対して希望がいっぱいで

何でもできる!と思い込んでいた

子ども時代が終わり、

世の中の不条理や、思い通りにいかないことに

折り合いをつけながら一生懸命生きる

大人になった今こそ沁みるわね。

そして、おじいさんの言葉

「お前は今のお前のままでいいんだからさ」は

作者から読者へのメッセージのようにも

感じるのよね。

何気ない日常の幸せの象徴

「ポテトスープ」

あなたにとってのポテトスープは何かしら?

ページを閉じた後、そんなことを考えて

今ある幸せに浸るのも良いかもしれないわね♪

今日も最後まで読んでくれて

ありがとうねー!!

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