ヨシタケシンスケおしっこちょっぴりもれたろう!新刊絵本ネタバレ感想と既刊本も。男子ママ必見!?

こんにちは!

マダム・アフロよ。

絵本界に超新星が現れたわね。

その名も

「おしっこちょぴりもれたろう」!!

出典:Amazon

これは・・・

ウ○チ・お○っこ・おちん○ん大好きな

男の子は食いつくでしょう~!!(ー▽ー;)

だから、こういうアニメや本

大ヒットするわけで・・・( ̄▽ ̄;)

というワケで

アフロ家でも早速購入!(*゜∀゜*)

中身は、さすがヨシタケシンスケさん!

面白さと、少し考えさせられる要素があって

大人たちも楽しめたわよ~!

今回は、そんなヨシタケシンスケさんと

彼が出してきた今までの絵本、

そして噂の新刊

「おしっこちょっぴりもれたろう」について

調べてみました!

後半にはちょっとネタバレ感想も!?

良かったら見ていってね~!!

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1.おしっこちょっぴりもれたろうの作者ヨシタケシンスケって?

「おしっこちょっぴりもれたろう」の

作者・ヨシタケシンスケさんは

1973年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。

出典:紀伊國屋書店

小さいときから突飛な発想をする

アイデア少年か?と思いきや、

意外と少年期は引っ込み思案で

自分の主張はあまりせず、

周りの目を気にする方だったとのこと。

姉・妹に挟まれて育った

ヨシタケシンスケさん、

2才上のお姉さんが強かったようで(笑)

その場が荒れないようにと、

お姉さんの言うことに

黙ってついていくタイプだったみたい。

しかも、お姉さんは

勉強も絵も習字も何でも出来る子!

そんなお姉さんに

コンプレックスを抱いていた

ヨシタケシンスケさん。

でも、そんなヨシタケさんが

好きだったことが工作

お姉さんのテリトリー外だったこともあり

工作関係のテレビ番組の影響もあって

いろんなものを作っていたとのこと。

工作・図工

素敵なのは作品を作ると

お母様が物凄くほめて、

また作れるようにと

いろんな大きさの空き箱やテープを

取っておいてくれたというお話!

身近なところに

最大の理解者がいるって

やっぱり大きいわね~(*^_^*)

お母様の口ぐせは

「その子なり」だったんですって。

成功や成果ではなく、

その子のその子らしさを尊重した子育て。

それが今のヨシタケシンスケさんの

自由でびっくりするような

発想に繫がっているかと思うと

何だか大きな母の愛の力を

感じるわね~(´。`)

そしてヨシタケさんの絵本で感じる

ちょっと変わった子どもに向けられる

あたたかい眼差しのようなものは、

自身の経験も踏まえた

「子どもたちをほっとさせたい」という

想いがあってのことだったのね。

こうして母親の愛情に包まれ

成長したヨシタケシンスケさんは、

筑波大学大学院芸術研究科

総合造形コースに進学。

その後はイラストレーターとして

児童書の挿絵、装画、広告美術など

多岐にわたる分野で活動されているわ。

でも最近は「絵本作家」としての

顔の方が強くなってきたわね( ・∀・)

「絵本」は大好きだからこそ

なかなか手を出せなかった

ジャンルだったとのこと。

でも、結婚し、自身が2児の父となり、

身近な取材対象を得て(笑)

色々と気付いたり思ったりしたことが

絵本を描くきっかけになったみたい。

数々の名作が世に出るきっかけとなった

ヨシタケシンスケさんのお子様たちと

愛情で育てたお母様、

そして気付きのきっかけとなった

お姉様にも感謝したいわね~(*^_^*)

ちなみに、この後に出版された

「みえるとか・みえないとか」についても

感想・考察を書いているので、

良かったらコチラも見ていってねー(*’ω’*)

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2.作者ヨシタケシンスケのオススメ既刊絵本!

ヨシタケシンスケさんの

名作と言えば、

やっぱりコチラ!

「りんごかもしれない」

出典:Amazon

2013年に発売されたコチラ、

実は初のオリジナル絵本作品

だったのねー!!

ひとつのりんごをめぐって

繰り広げられる

果てしないユニークな世界。

見方をかえるだけで

「りんご」ひとつで

無限に遊べることを

世に知らしめた衝撃作!!(笑)

本書はMOE絵本屋さん大賞

第1位を獲得!

第61回産経児童出版文化賞美術賞

受賞しているわよ。

その後に続くのが

「ぼくのニセモノをつくるには」

出典:Amazon

「このあとどうしちゃおう」

出典:Amazon

このシリーズは

「発想絵本」と呼ばれ、

新しい視点を持った

大人も楽しめる絵本として

大ヒットしたわね~!

「りんごかもしれない」含め

そこには結構深い

哲学的な要素も含まれていて、

大人が読んだときこそ

なにか自分の中にある扉が

開く感じを覚えるかも!?

ただ、寝る前に読む本としては

少し長いのが唯一の難点。

なにしろ細かい描き込みがあって

(そこが面白いんだけど)

それも全部読むとなると

ちょっと疲れるのが

正直なところ。

こちらで紹介した本も

素敵だけれど、ちょっと長め?

その点、次の2冊は

割とさっくりと読めて

寝る前にはピッタリかも!?

日常の出来事からの深堀り展開が凄い

「もうぬげない」

子どもの発想が愛おしい

「なつみはなんにでもなれる」

出典:Amazon

ヨシタケシンスケさんの絵本は

小さく書いて大きく拡大して

印刷しているのが最大の特徴なんだとか。

あの何とも言えない独特で

魅力的な輪郭線は

そうやって作られいたのねー。

そして奇想天外なストーリー!

(いや、ストーリーというのかしら?)

子どもはモチロン

大人も楽しく読めるのも

魅力のひとつでもあるわね。

何回も「読んで」と言われても

結構飽きずに読んであげることができる。

・・・まぁ、限度はあるけどね(ー▽ー;)

Kindleよりかは

やっぱり書籍で持っておくのが

個人的にはオススメ☆

子どもが巣立ったあと、

これらの絵本を見ながら

「こんなことあったなぁ」という気持ちと

そこにある哲学的要素にひたるのも

ひとつの醍醐味かもしれないわね。

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3.新刊・おしっこちょっぴりもれたろうのネタバレ感想!男子ママ共感必至!?

さて、ここからは新刊

「おしっこちょっぴりもれたろう」

あらすじ(ネタバレ)と感想を!

ネタバレ・・・というほどでは

ないかもしれないけど、

最後の衝撃のオチを

知りたくない人は

ここから先は見ないでね(^_-)-☆

主人公は

「おしっこちょっぴりもれたろう」

え?おかあさん…

息子に付けた名がソレですか!?

と、思わず心の中で

ツッコミ入れてしまったわー。

・・・最後の方で、おじいちゃんが

「もれたろう、どうしたの?」と

尋ねているところから、

本名である可能性が高いわね!?(゜Д゜;)

おしっこをする前かした後に、

ちょっぴりもれちゃうから、

いつもお母さんにおこられる…。

でも、いいじゃないか。

ちょっぴりなんだから。

ズボンをはいたらわかんないんだから。

しばらくするとかわくんだから。

・・・というわけで(?)

もれたろうは、

かわくまで冒険にでかけることに。

道行く人々の間を行きながら

考えるもれたろう。。

ぼくみたいにもれたろうでこまっている人、

ほかにもいるんじゃないかな?

出会う人、出会う人に

「きみってもしかして

もれたろう?」

聞いてまわる、もれたろう・・・^_^;

聞いてみると

「もれたろう」ではないものの

みんな「実は」という

悩み事を持っていることが分かるの。

ここが深いなぁ・・って思うのね。

一見、外から見ているだけでは

分からない悩みやドラマを

人はみな抱えているもの・・・。

思い込みで人を決めつけるのは

危ないわよねー。

でも、なかなか自分フィルターって

外せないのよねー(ー▽ー;)

同じ痛みを持つ者だけが

理解が出来る

・・・というわけで(?)登場するのが

「おしっこけっこうもれたろう」くん。

…やっぱり凄いな、

このネーミングセンス!!

だけど、唯一の理解者

けっこうもれたろうくん

遠くへ引っ越してしまうのね(T^T)

そして…広大な海を前に

もれたろうくんは黄昏れます。

「そらはこんなにあおいのに

ぼくはちょっぴりもれたろう。

うみはこんなにひろいのに、

ぼくはちょっぴりもれたろう。」

このシーンでアフロと息子は

いつも笑うのねー。

凄くセンチメンタルなシーンなのにね、

めっちゃ笑えてしまう(^^;)

やがてパンツも無事に乾いて

おうちに帰ってきたもれたろう。

大急ぎでトイレにおしっこをしに

かけこみます。

すると・・・そう!

ふたたび、もれたろうに!!(゜Д゜;)

ガーン・猫

…落ち込むもれたろうに

声をかけるおじいちゃん。

いつまで自分は

もれたろうなんだろうか…と

悩むもれたろうを、

おじいちゃんは「大丈夫大丈夫」

笑いながら励まします。

ちょっぴりなんだから。

ズボンはいたら

わかんないんだから。

しばらくしたら乾くんだから。

そして・・衝撃のカミングアウト

「じつはワシも

ちょっぴりもれたろうなんじゃ!」

もうね、最後のページの

洗濯カゴをもった

お母さんの表情が最高!

これは是非、実際に絵本を手に取って

確認してみて下さいね!(*^_^*)

もしかしたら

もれたろうを励ますための

嘘かもしれない・・と

一縷の望みを託しつつ、

裏表紙を見る限り

本当なんだろうな・・と

失笑を抑えきれないアフロでした。

まとめ

いかがだったかしら?

大人気絵本作家

ヨシタケシンスケさんの

新刊絵本

「おしっこちょっぴりもれたろう」

今回も抜群の切れ味で

タイトルのインパクトの

強さ以上の衝撃を

最後にもってきてくれたわねー。

ヨシタケシンスケさんの作品に

一貫して感じられる

表層だけにとらわれない

哲学的な深さと、

小さい子どもたちを始め

大人も含めた全ての人々に

注がれている

暖かいまなざし…。

そういうものが

大人になったかつての子どもたちの

心をとらえて、くすぐって

くるのかもしれないわね。

まぁ、深読みしなくても

ヨシタケシンスケさんの作品は

それだけで楽しいのも事実!

遂には情熱大陸にも登場して

活躍はどんどん広がっていきそうねー。

まだまだお若い方だし、

子どもさんの成長と共に

ますます素敵な作品が

生まれてくるのを

楽しみに待ちたいわね♪

「おしっこちょっぴりもれたろう」

アフロ家では、しばらくの間

ヘビーローテーションよ!!(o゜▽゜)o

今日も最後まで読んでくれて

ありがとうねー!

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