いわさきちひろのいちごババロアレシピ!息子猛と生誕100年展覧会も【グレーテルのかまど】

こんにちは!

マダム・アフロよ。

今日は、今年生誕100年を迎える

画家いわさきちひろさんについて

ご紹介するわね(*^^*)

「まどぎわのトットちゃん」

今の若い子は

知っているのかしら?(笑)

黒柳徹子さんの

幼少時代を描いた名作、

その作品の表紙を飾った

可愛らしい女の子の

イラストを描いたのが

いわさきちひろさん。

水彩画の透明感と

子供の無垢な感じが重なって、

出会った子供の頃もだけど

大人になった今も

大人になった今だからこそ

心に響くものがあるわ(*T^T)

そんな

いわさきちひろさんが大好きだったのが

いちごババロアだったのね。

今回の「グレーテルかまど」では

いちごババロアにヘンゼルが挑戦!

はてさて、どうなるか!?

アフロの方も、

予習&復習をかねて

いわさきちひろさんを調べたので

良かったら一緒に見ていってね♪

出典:いわさきちひろ生誕100年HP

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目次

  1. 今年は生誕100年!いわさきちひろって?
  2. いわさきちひろのいちごババロアレシピ!息子猛との秘話も!?
  3. いわさきちひろ生誕100年展覧会が開催中!

1.今年は生誕100年!いわさきちひろって?

いわさきさんは

1918年12月15日

福井県武生市生まれ。

漢字では

岩崎知弘って書くのね!

知らなかったわ-。

三姉妹の長女として

非常に恵まれた家庭で生まれた

ちひろさんは、

父・正勝の持つカメラ

ラジオ蓄音機、オルガンなどの

モダンな品々に囲まれ、

優れた感性と同時に

運動神経も併せ持った

魅力的な女性として

育っていきます。

特に、やっぱり

絵の才能は

飛び抜けていたみたいね~!

小学校の学芸会で

即興で絵を描いたり

していたみたい。

その後、

生徒の個性を尊重する

東京府立第六高等女学校に入学。

(現在の東京都立三田高等学校)

そこでも絵の才能が

ひときわ目立ったちひろさんは、

今の東京芸術大学にあたる

東京美術学校の教授で洋画家の

岡田三郎助に入門。

ここでデッサンや油絵を学ぶの。

そのまま美術の道を進むことを

望んだちひろさんだけど、

両親の反対にあって断念。

18歳でコロンビア洋裁学院へ。

でも同時に

小田周洋に師事して

藤原行成流の書

習い始めたというから、

根っからの「表現者」だったのね。

1939年4月、

両親の薦めで嫌々だけど

婿養子を迎えた

いわさきちひろさん。

昔の時代、

家を断絶させないため

姉妹だと長姉が婿養子を

取るのが普通だったのね。

相手はちひろさんに

好意をもっていたものの、

ちひろさんは好きになれず。。

しかも夫の勤務地である

満州大連に渡ったものの、

翌年に夫が自殺・・・(゜Д゜;)

帰国することになります。

帰国後は再び油絵も学びつつ、

1944年女子開拓団で再び満州へ。

同じ年に戦況悪化で帰国した

ちひろさんを、空襲が襲います。

これにより東京中野の自宅は全焼

母・文江の実家である

長野県松本市へ疎開し

ここで終戦を迎えます。

この時、ちひろさん26才。

この戦争の体験は

ちひろさんのその後の人生に

大きな影響を与えたみたいね。

戦前から戦争反対を貫いてきた

日本共産党に入党。

ここで出会った8才年下の

松本善明さんと1950年に結婚。

この頃から

画家としての活動も本格的に。

そして、1951年4月18日に

長男の(たけし)さんが

生まれます。

その後、夫の松本善明さんが

衆議院議員になったこともあり、

ちひろさんは画家とともに

一児の母であり議員の妻ともして

とても忙しい日々を送られたみたい。

画家としての転機は1963年、

雑誌「子どものしあわせ」

表紙絵の担当となった時。

「子どもを題材にしていれば

どのように描いてもいい」

と言われたちひろさん。

そこから自らの感性のままに

水彩画に特化した

「いわさきちひろ」独特の

世界観を持った絵

たくさん生み出されることに!

特に戦争体験で

大きな心の傷を負った

いわさきちひろさんは

「子どもの幸せと平和」を願い、

それを終生のテーマとして描き、

原爆やベトナム戦争で

傷ついて死んでしまった

子どもたちに、いつも

心を寄せていたみたい(T^T)

絵本作家・田島征三さん主宰の

ベトナム反戦野外展でも

声をかけられていたようね。

自らも猛さんの母として

きっと色んな想いを

抱いていたんだろうなぁ。

1973年出版された

「戦火のなかの子どもたち」

いわさきちひろさんの最後の絵本。

出典:Amazon

そして

1974年8月8日に

原発性肝臓癌で

お亡くなりになりました。

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2.いわさきちひろのいちごババロアレシピ!息子猛との秘話も!?

1951年4月18日

いわさきちひろさんの

長男として生まれた

松本猛さん。

小さい子を抱えて

狭い借間での

画家業は難しく、

当時、信州松川村にいた

ちひろさんのご両親・・

すなわち祖父母のもとに

預けられました。

ちひろさんは猛さん会いたさに

片道10時間かけて通ったそう!

そうして自らの乳を与えるとき

母としての喜びを感じて、

また絵を描くエネルギーが

湧いていたのかもしれないわね(T^T)

でも、与えなくても

張ってしまうのが

授乳中のおっぱい。。

最初は絞って捨てていたけど

「肝心な時に出なくなったら

どうしよう・・」と、

近所で生まれた乳飲み子に

頼んで授乳していたみたい。

なんと、それが

後にタレントとなる

三宅裕司さんだというから驚き!

人生って

どこでどう繫がっているか

分からないわね~!

画家として、妻として、

そして母として

多忙な日々を送っていた

いわさきちひろさんにとって

息子・猛さんと過ごす時間は

本当にかけがえのないもの

だったんだろうなぁ。。

今回「グレーテルのかまど」で

紹介されるレシピが

「いわさきちひろのいちごババロア」

ヘンゼルのレシピは

こちらから!

https://www.nhk.or.jp/kamado/recipe/249.html

魅惑のいちごソースは

いちごバージョンと

いちごジャム&白ワインバージョンがあって

どちらで作るか迷うところね(*^^*)

ただでさえ美味しい

いちごババロア…そこに

息子・猛さんとの時間が、

記憶の中でさらに

甘さ・優しさを伴って、

ちひろさんにとって

かけがえのない味に

なったんだろうなぁ、と

想像するアフロです。

ちなみに、そのお店が

「新宿すずや」

60年前のレシピをもとに

「上井草カランドリエ」の

パティシエ指田さんが再現する

「いちごババロア」が

なんと

ちひろ美術館・東京の

「絵本カフェ」

木曜日~週末限定メニューとして

頂くことができるそう!!

いちごのババロア(数量限定)480円(税抜き)

出典:ちひろ美術館・東京

こちらも是非とも

食べたいところね~!!(・▽・)ノシ

ちなみに

いちごというと

こちらの記事のお店も

オススメよ♡

完熟苺の贅沢スイーツ!渡部美佳の「メゾン・ド・フルージュ」(京都)のメニュー・価格調査!【セブン・ルール】

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3.いわさきちひろ生誕100年展覧会が開催中!

今年、生誕100年を迎える

いわさきちひろさん。

「ちひろ美術館・東京」

ならびに

「安曇野ちひろ美術館」では

それを記念して

いわさきちひろ生誕100年「Life展」

開催されています。

「子どもの幸せと平和」

終生のテーマとして描き続けた

いわさきちひろさん。

その絵は、時代をこえて

「Life(命)」の大切さを

訴えかけています。

「焔のなかの母と子」1972年

出典:ちひろ美術館・東京

「ちひろ美術館」では

2018年の1年かけて、

さまざまな角度から、

「Life」をテーマに

様々な作家さんとの

コラボを通じて

展覧会が開催されています。

終わっちゃったけど

アフロの大好きな作家さん

大巻伸嗣さんも登場!

大巻伸嗣個展(ちひろ美術館)開催中。代表作「Memorial Rebirth」他についても!

現在は

ちひろ美術館・東京では

飛田正浩さん主宰の

spoken words projectが

「着るをたのしむ」展

(2018.5.19~ 7.22)

安曇野ちひろ美術館では

石内都さんの

「ひろしま」展

(2018.5.12 ~ 7.16)

開催中。

今年一年をかけて

じっくり「Life」と向き合う

展覧会・・・要チェックね!!

ちなみに、

松本猛さんの娘さんで

いわさきちひろさんの孫にあたる

松本春野さんも絵本作家

松本春野さんが

挿絵をしている

くすのきしげのりさんの

絵本「LIFE(ライフ)」

アフロオススメの絵本のひとつ。

出典:Amazon

色んな意味で繫がった

「Life(命)」・・。

なんだか凄いなぁ、と

ひとりゾワゾワしてる

アフロです。

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まとめ

いかがだったかしら?

いわさきちひろさんの人生と

その息子・猛さんとの思い出の

「いちごババロア」

「グレーテルのかまど」で

猛さんが語る

いわさきちひろさんの

素顔も楽しみね。

息子・猛さんだけでなく、

この世の子どもたち全てに

あたたかな眼差しを向け、

「子どもの幸せと平和」

描き続けた

いわさきちひろさん。

これから、彼女の愛した

「いちごババロア」を見るたびに

子どもたちの未来に想いを馳せる・・

そんな気持ちになりそうな

アフロです(*^_^*)

今日も最後まで読んでくれて

ありがとうねー!!

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