スズキコージ(画家絵本作家)が日曜美術館に!妻や展覧会情報にオススメ絵本は!?

こんにちは。

マダム・アフロよ。

新元号が「令和」と発表され

新しい時代の幕開けに胸躍る春先、

昭和生まれのアフロとしては

時代を超えて愛される絵本を

今回はご紹介したいところ!

それが、従来の「絵本」の感覚を覆す

アーティスティックな作品を

生み出す画家で絵本作家の

スズキコージさん!!

なんと今回は、まさかの

NHK・Eテレ「日曜美術館」に登場!!

スズキコージさんの異色の経歴や

不思議な魅力あふれる絵本の世界について

今回は調べてみたので、

良かったら一緒に見ていってね(*’ω’*)

プロフィール

出典:絵本ナビ

スズキ・コージ(すずき・こーじ)

本名:鈴木 康司

別名:コージズキン

生年月日:1948年2月28日

出身地:静岡県浜北市

出身校:静岡県立浜松西高等学校

血液型:B型

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1.コージズキンことスズキコージ(画家・絵本作家)プロフィール!

スズキコージさんの本名は

同じ読みをする鈴木康司。

戦後間もない1948年、

静岡県浜北市(現在の浜松市)にて

中国から復員したばかりのお父さまと

お見合い結婚をしたお母さまの間に

4人兄弟の一人として誕生。

だけど、兄弟は皆、若いうちに

お亡くなりになったとのこと。

お母さまの気持ちを考えると

心が痛むわね…。

絵が好きなのはお父さま譲りのようで、

小さい時は近所のおばさんに見せてもらった

ゴッホの画集にあった糸杉と星空の絵や、

お母さまに連れていってもらった

デパートで開催されていた山下清さんの

作品に衝撃を受け、大きな影響を

受けたと話されているわ。

…今のスズキコージさんの作品を見ると

「なるほど」という感じ。

そのルーツはゴッホと山下清だったのねー。

高校での部活はモチロン美術部。

とはいえ奇想天外な作品ばかりで

年中、油絵の具を体中身にまとい、

既にこの頃から「奇才」の名を

欲しいままにしていたご様子(;^_^A

一応、東京美大や武蔵野美大を

受験するものの、その独特の感性を

受け入れてもらうことは出来ず、

あえなく失敗…。

今のスズキコージさんを見ると

それで良かったような気もするけれどね。

卒業後は、赤坂の天ぷら屋で

住み込みで働きつつ創作活動。

そんな中、おじさんのつてから

「平凡パンチ」のアートディレクター

堀内誠一さんとのご縁が繋がり、

そこで「絵本」という道を

指し示してもらったご様子。

さらに、そこから福音館へ

紹介されたというから驚きね!

1968年には歌舞伎町の路上で

個展を始めたというスズキコージさん。

1972年には個人で売り込みにいった出版社より

初めての作品「ゆきむすめ」を発売。

出典:Amazon

その後、代表作となる

「エンソくん  きしゃにのる」

「やまのディスコ」など、

数々の名作絵本を世に出すことに。

2009年には「ブラッキンダー」

第14回日本絵本賞大賞を受賞されているわ!

とはいえ、コージズキンこと

スズキコージさん自体は全く変わらず、

飄々とした透明感のある生き方で

自分の道を爆進中!

絵本の創作活動だけに留まらず、

創作絵本、画集、マンガ、映画や演劇のポスター、

舞台装置や衣装、店の看板やマッチ箱、壁画など、

幅広い活動を通して、

老若男女問わず多くの人を

魅了し続けておられるようね(*^_^*)

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2.スズキコージ(画家・絵本作家)のオススメ絵本・代表作は?

71才になる現在まで多数の名作を

世に生み出してきたコージズキン、こと

スズキコージさんの代表作というと

アフロはまずこれを押したいところ!

エンソくん きしゃにのる

出典:Amazon

「エンソくん」は、この絵本の

主人公の男の子の名前。

決して塩素くんではありません(多分)。

エンソくんと一緒に

汽車に乗って出かけるのは

まさしく「不思議の国」!

これは本当に見てもらうのが

いちばんなんだけど、

独特の存在感のある絵で

見ているとその世界観に

引きずり込まれるのね。

どこかプリミティブで

呪術的な感じすら受けるわー。

大人が読むと、変な知識があるから

色々とツッコミたいところ満載だけど、

(大量のヒツジが乗り込んだり、

そのヒツジが車内で牧草ランチをしたり。。)

子どもは素直に楽しんで読むから

どこかハッとさせられるのね。

多分、五感を使って

コージズキン・ワールドを楽しめるのは

やっぱり子どもの特権ではないかしら?

それにしてもヒツジの大群が

…シュールすぎる!!

スズキコージさんは幼いころ

ヤギの乳を飲んで育ったというわ。

この偶蹄類の生き生きとした表情は

そんなところから来ているのかも!?

ヤギが活躍(!?)するというと

こちらも外せないわね。

ガラスめだまときんのつののヤギ

出典:Amazon

ベラルーシに伝わる民話をもとに

製作されたこの絵本。

やっぱりスズキコージさんの絵が

サイコーです。

同時にね、内容がとても

勇気をもらえるものなのね。

おばあさんが大切に育てた麦を

ヤギが食べ散らしてしまいます。

クマもオオカミもかなわなかったヤギを、

なんと豆つぶほどのハチが

見事に退治してしまいます。

出典:Amazon内容紹介より

小さいころにスズキコージさんの

枠を感じない絵の世界観と、

こんなメッセージを受け取って

育つ子どもは、

心の奥底に勇気の種を

巻いてもらうんじゃないかしら?

改めて「絵本」というものの

底力を感じるわねー!

最後は日本絵本賞大賞などを受賞した

ブラッキンダー

出典:Amazon

子どもにとって「夜」は

目に見えない世界が展開する

別次元への入り口…

そんな感性や創造力を持ち続け

大人になったコージズキンこと

スズキコージさんが描く

めくるめく夜の大冒険!!

これは大人も童心に帰って

楽しめる一冊ねー(*’ω’*)

登場するのはインクびんから

「ブラッキン」と、

鉢植えからサボテンの「キンダー」

二人合わせてブラッキンダー!!

この名コンビが、おもちゃの船に乗って

空へと海へと砂漠へと

夜の大冒険を繰り広げるのね。

ちなみに、この絵本の編集をされた

筒井大介(つついだいすけ)さんは、

死をテーマにした絵本、

闇は光の母シリーズを手掛けたことでも

注目を浴びているわね。

絵本は決して

「100%優しく、平和的」

そんな生ぬるいものではない…!

そのエネルギーに溢れたメッセージは

スズキコージさんの絵本からも

ビンビン伝わってくるわ!!

この魅力…言葉で伝えるのが

本当に難しい!!

是非ぜひ一度手に取って

コージズキン・ワールドに触れてみて!

病みつきになること

間違いなしよー!!(・∀・)ノシ

スズキコージさんの妻で
絵本作家の大畑いくのさんや、
個展・展覧会の情報は
次のページに進みます!!

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