幡野広志(がん写真家)の妻子や撮影・作品販売を調査!本の感想も【ハートネットTV】

こんにちは。

マダム・アフロよ。

子どもを持つ親なら一度は

考えたことがあるんじゃないかしら?

「今、自分が死んでしまったら

この子はどうなるんだろう?」

以前書いた記事でもあったけれど

がん告知・余命宣告を受けた親の

心に去来する想いは、

決して他人ごとではないわね。

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そんな時、本屋さんの店頭で見かけたのが

幡野広志さんの著書

「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」

出典:Amazon

シンプルな表紙と

インパクトの強いタイトルに惹かれて

パラパラと立ち読みをしたんだけれど

その内容が凄く心に残ったのね。

これはいつか買わねば…と

本と著者である幡野広志さんの名は

心のメモに留めていたんだけれど、

年末にNHK「ハートネットTV」

取り上げられたことを知って本を購入。

ますます気になる存在になってきているわ。

今回はそんな写真家・幡野広志さんについて

調べてみたので良かったら一緒に見ていってね。

プロフィール

出典:Amazon

幡野広志(はたの・ひろし)

生年月日:1983年3月1日

出身地:東京都

出身校:日本写真芸術専門学校中退

職業:写真家

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目次

  1. 幡野広志(がん写真家)プロフィール
  2. 幡野広志(がん写真家)の妻や子どもの優くんは?
  3. 幡野広志(がん写真家)の撮影や作品の販売は?
  4. 幡野広志(がん写真家)本「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」感想

1.幡野広志(がん写真家)プロフィール

幡野広志さんは1983年東京都生まれ。

父と母と姉の4人家族で育った幡野広志さん。

お父さまは18才の時に亡くされているけれど

お母さまは看護師として働いた経験も

お持ちのようね。

お父さまが亡くなった18才の頃

その遺品を整理していて身近だった

写真を始めた幡野広志さん。

お父さまも趣味で冬山に登って

写真を撮るような方だったみたい。

写真家を志した幡野広志さんは21才のとき

日本写真芸術専門学校に入学するも、

大勢で同じ課題に取り組むのが我慢できず、

2004年に半年ほどで中退。

その後、写真スタジオで働き始め

2010年には広告写真家の

高崎勉さんのもとに弟子入り。

日本中の海上にある遺構を撮影した

「海上遺跡」でNikonJuna21を

受賞されているわ。

2011年に独立し、同じ年に結婚。

2012年にはエプソンフォトグランプリ入賞の快挙。

2016年に待望の長男・優くんが誕生。

着々と幸せな家庭を築きつつあった

2017年6月、背中の痛みを感じた

幡野広志(はたのひろし)さん。

最初は「疲れかな?」くらいに

思っていたようだけれど、

痛みは治まることはなく

どんどんひどくなる一方。

色んな病院を転々とするも原因は分からず。

そして症状は悪化するばかり…。

最終的に2017年の11月下旬に

大きい病院に受診した幡野広志さん。

撮ったMRIは胸のあたりが真っ白で

一目見て背中に異常があることが

分かるくらいだったそう。

さらに翌年の1月に判明した病名が

「多発性骨髄腫」

これは血液のガンで、

お医者さまに「治りますか?」と聞くと

「治りません」と言われたとのこと。

この時、余命は平均3年という告知も。

幡野広志さんは、その時、34才。

そして息子さんはまだ1才半。

本やインタビューで淡々と語っておられるけれど

自分の中で折り合いをつけるまでに

どれだけの時間と葛藤があったんでしょうね。

幡野広志さんは自身が18才のとき

父親をがんで亡くされているのね。

その時にかなり苦しまれた様子が

強く印象に残っていて、

自身は家族にそんな思い出を

残したくない、って考えたとのこと。

仕事はすべてドタキャンし、

家族と遊んですごして

思い出を作りたいと思った幡野広志さん。

だけどブログなどで

自身のがんのことも含めて発信していると、

たくさんの人から「撮影依頼」

「悩み相談」がくるようになったんだとか。

金銭的なやりとりはないものの

ウェブで回答を残しておくことが

将来自分の息子が見るかもしれない…という

想いを込めて、返答されているみたい。

僕が息子に残したいものは、

言葉だと感じたから。

出典:「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」

だからこそ幡野広志さんの言葉は

真っ直ぐで真摯で、

たくさんの人を惹きつけるのかもしれないわね。

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2.幡野広志(がん写真家)の妻や子どもの優くんは?

幡野広志さんの奥さまについて

詳細な情報は分からなかったけれど

どうやらお名前は「ゆかり」さんと

おっしゃるようね。

幡野さんは病気の影響で

平衡感覚が失われてしまっていて、

片目でファインダーを覗くことが

難しくなったとのこと。

また転倒すると骨折の恐れもあるので

無理な姿勢で撮影するのもNGなのね。

そんな幡野広志さんに代わって…

というわけでもないようだけれど、

最近、写真を撮るようになったという

幡野さんの妻・ゆかりさん。

そこには凄く自然体の幡野広志さんと

その愛に包まれた息子さんの笑顔があるのね。

出典:https://conobie.jp/

出典:https://conobie.jp/

幡野広志さん自身、

自分の一番自然な姿を撮影できるのが

妻・ゆかりさんと語っておられるわ。

ゆかりさんは幼稚園の先生で

今は育休を取っているとのこと。

著書「ぼくが子どものころ、

ほしかった親になる。」の中では

遺される奥さまが金銭的な心配と

精神的なダメージを受けないよう

きちんと手配をされている様子が伺えて

色んな意味で凄いなぁ…って思ったわ。

幡野広志さんが愛してやまない

息子さんの名前は「優くん」

2016年6月16日生まれ。

「優しい人が好き」な幡野広志さん。

優しい人が好きで、ご自身が知っている限り

一番優しい妻のゆかりさんと結婚したとのこと。

そして想いをこめて

「優」という名前を息子さんに付けた、と

本では語られているわ。

面白かったのは、

その名前に不都合がないか調べるため、

生まれる前の期間に仕事などで

お子さんの名前「幡野優」をご自身が

名乗って過ごされたとのこと。

親が子どもの名前に責任を持つ・・

その責任の持ち方が斬新で驚いたわ。

でも、確かに一番効果的ね。

その他にも、幡野さんは本の中で

「優しさ」について独自の見解を

述べておられるんだけれど、

それが凄く目からウロコだったわ。

大きくなった優くんが

パパの本を読むとき、

パパの言葉に触れるとき、

どんな気持ちになるのかしら?

そして改めて、自分が子どもに

遺せるもの・伝えられるものって

なんだろうなぁって考えさせられたわ。

幡野広志さんの撮影や作品販売
著書「ぼくが子どものころ、
なりたかった親になる」の感想は
次のページに続きます!

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