少年騎手シラ&フィルマンのドキュランド感想!インドネシア競馬ジョッキーの宿命や賞金は!?

こんにちは。

マダム・アフロよ。

親が子を想う姿…

数々のドキュメンタリーの中で見る

無償の愛には、親子愛の原点を思い出し

思わず涙がこぼれてしまうわね…(T_T)

今回は逆の、さらにピュアな愛に

涙がこぼれそう…。

一家の生活のために小さくして

競馬界で活躍しているという

インドネシアの少年ジョッキー・シラ(Sila)くん、

そしてライバルのフィルマン(Firman)くん。

そんな二人とインドネシアの少年競馬について

調べてみたので、良かったら一緒に見ていってね。

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1.インドネシア・スンバワの少年競馬について

舞台となるのはインドネシア

スンバワ島(Pulau Sumbawa)

ロンボク島とフローレス島の間にある

この波上の卓状地からなる島は、

面積は15,448km2で人口100万人。

米・トウモロコシ、綿、タバコ、白檀や

天然ハチミツ、紫小玉ねぎなどを作っているけど

長く続く乾季に耕作ができる土地は

3万haしかないらしいわ…(-_-;)

お金を稼ぐ手段がほとんどないスンバワは

インドネシアの中では貧しい地域の一つのよう。

出典:Google Map

そんな貧しいスンバワの、

もう一つの名産が「馬」!!

色んな条件が重なって

スンバワの子供たちは

小さいころから馬と慣れ親しむ

環境にあるようね。

スンバワでは教育レベルは最小限。。

それよりも生きていくために

現金を手にする方が死活問題。

だから、スンバワの子供たちにとって

(親や家族にとっても)

騎手になってレースに出ることは、

自分のためにも家族のためにも

最後にして最高の希望として

光り輝いて見えるのね。

その結果、スンバワの伝統として

少年競馬レースが何世紀にも渡って受け継がれ、

父親・祖父・曾祖父まで

皆ジョッキーだったという家族も

たくさんあるようね。

…過酷すぎるわ~( 一_一;)

一応、法律上、インドネシアでは

15才未満の子供が働くのは違法なのね。

でも、実際には多くの子供が3才ころに

騎手として活動を始めているのが現実。

スンバワの馬は小さいこともあり

騎手が小さいほど、軽いほど、

馬は速く走るのね。

その結果、馬のオーナーが若年齢の

少年騎手獲得に積極的という背景も。

レースは貧しいスンバワの

大きなマーケットでもあり、

違法なギャンブルだけど、

お役人も目をつぶっているんだとか。

需要と供給のバランスとはいえ、

ちょっと辛いわねー。

少年競馬は凄く活気のある市場で、

小さいジョッキーの需要はとても大きいのね。

実際1人のジョッキーが家族全員、

世代全体を養えるというから凄いわね。

小さい男の子は家族のため、自分のため、

まさしく自分の人生をかけて

早くから稼ぐことに…泣けてしまう。。

馬は大きくて、一人では乗れない。

だから父親など大人の人に

乗せてもらって、走るのね。

そして発する事故。。

多くの小さなジョッキーが身体不自由になり、

何人かは命を落としてしまうのね。

幼稚園クラスの男の子が

家族を養うために、

疾走する馬に身を預ける姿…

男の子の親としては

本当に身につまされるものがあるわね。

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2.少年ジョッキー・シラ(Sila)とフィルマン(Firman)

NHK「ドキュランドへようこそ」

今回、登場するのは

スンバワ(Sumbawa)の主要都市ビワで

少年騎手・ジョッキーとして活躍する

シラ(Sila)くんと

出典:https://ridersofdestinyfilm.com/

フィルマン(Firman)くん。

出典:https://ridersofdestinyfilm.com/

主人公の一人・シラ(Sila)くんが

初めて馬に乗ったのは僅か2才の時。

乗せたのは自らもかつて

騎手として活躍していた父親。

そのさらに父親で、

シラ(Sila)くんの祖父にあたる男性も

ジョッキーだったというから、

ある意味サラブレッド騎手でもある彼は、

連戦連勝の大スター!!

馬のオーナーをして

「彼と馬は完全に一つになった」

言わしめるほどの才能を見せる

シラ(Sila)くんのおかげで、

家族はもう働かなくて良いように。

引く手あまたの人馬一体天才騎手だけど

読み書きは苦手で、

家族も学校教育なんて必要ないと

考えているようなのね。

…うーん。。

色々と考えてしまう(-_-;)

もう一人の主人公・フィルマン(Firman)くん。

どうやらシラ(Sila)くんの2才年下のようね。

幼くして父親が失踪し、

貧しい母親はフィルマンくんを養えない。。

そんなフィルマンくんは

親戚のところに身を寄せて

暮らしているとのこと

ジョッキーとして活動を始めたばかりの

フィルマン(Firman)くんは、

年間100日間レースに出ているんだとか。

満身創痍になりながら馬に乗り続ける

フィルマン(Firman)くん。

その原動力となっているのが

お母さんを助けたい…という気持ち。

アカン、泣けるわー!!!(T_T)

まだ学校にも行っていない

あどけない少年…というか幼児が

自分より大きな馬に身を預け、

レースに身を投じる姿。。

それしか選択肢がないという

インドネシア・スンバワ島の環境も含め

色々と考えてしまうわねー。

インドネシア競馬・少年騎手が
ドキュランドに!
競馬の賞金や感想は次のページへ!

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