少年騎手シラ&フィルマンのドキュランド感想!インドネシア競馬ジョッキーの宿命や賞金は!?

3.インドネシア競馬、少年騎手の賞金は?

インドネシアのスンバワ島・ビワ近郊で

日々行われている競馬レース。

1周1400メートルのコースで

裸足で馬に乗った子どもたち5~6人が、

約2000人の観客が見守る中

熱戦を繰り広げる日々。

出典:https://jp.reuters.com/

それに熱狂する観客たち。

そしてお金を数える

オーナーや運営する大人たち。。

色んな思惑やお金が動く

賞レースに参加している

無垢な子どもたちの心の中は

本当のところ、どうなのかしら?

家族が幸せになるように…そう思って

自分の背丈以上の馬にまたがる少年の姿は

純真であるが故に、

余計に切ないものがあるわね。

番組の中では1200m周回を走るごとに

数万ルピアの報酬がもらえると

あったわねー。

ちなみに優勝賞金は

100万ルピア(約8200円)なんだとか。

グループを制覇すると

牛2頭ももらえるらしいわ。

…嬉しいよね。

うん、素直に嬉しいよね。

それがまた切ないのよねー(´-ω-`)

4.インドネシアの少年騎手の宿命がNHK「ドキュランド」に…感想も!

そんなインドネシア・スンバワ島、

ビワ近郊で行われている少年競馬。

その小さな少年騎手・ジョッキーに

スポットを当てた番組

NHK「ドキュランド」が

2019.8.9に放送!

貧しい土地で生まれた宿命か…

その貧困から抜け出すために

家族の期待を小さな背中で

一心に受け止めて、

大きな馬にしがみついて走る

シラ(Sila)くんとフィルマン(Firman)くん。

出典:https://ridersofdestinyfilm.com/

多くの仲間が落馬して傷つき、

時に命を失うような世界で、

残された選択肢・希望に向かって

失踪する彼らの姿…

子を持つ親としては

涙なくしては見られないわー(´;ω;`)ウゥゥ

「ドキュランドへようこそ」

なかなかスゴいのをやってくれるわね。。

2019.8.18追記

いやー、思っていた以上に、

色んな感情に飲み込まれた

秀逸なドキュメンタリーでした。

子どもを騎手にするときに

ずっと泣いていたという母親…

決して喜んで騎手にしたワケでは

ないのが、また切ないところ。

でも現実問題、息子が騎手になることで

家はとても豊かな暮らしが出来て、

お金の心配はしなくてもよくなる。。

大きくなった子は馬の調教師として

第二の人生を送る子が多いみたいだけれど、

成長期に何度も落馬して

曲がった足や体はもう

一生治らないのよね。

同じように育ってきた父親や祖父…

その人生に悔いはないのかしら?

だから息子にも同じことをさせるのかしら?

そもそも選択肢がないからこその

「騎手」という選択でもあるわけで…

難しいところね。

改めて感じたのは

「知識は武器」ということ。

今、日本に住んでいたら、

色んな方法・選択肢の情報が

スマホの端末一つで手に入る。

こっちがダメなら、

こっちを試してみよう…と

選ぶこともできる。

選択肢が多すぎる、というのも

悩みの一つではあるけれど(;^_^A

色んな人の伝記や話を聞くことで

「未来は切り拓くことができる」と

感じることが出来る。

この「感じることができる」のが

大切なことなのかもしれないわね。

だから、頑張ってみようと思う。

頑張ってみようと思う子供の心を

どういう方向で伸ばしていくか…

そこには大人の思惑や環境が

大きく影響を与えるのね。

シラくんやフィルマンくん…

その人生を「惨め」だとは思わない。

一生懸命生きている姿は、

やっぱり輝いている。

特にシラくんは誇りをもって

騎手(ジョッキー)をやっている様子が

伝わってきたように思うわ。

ただ、疾走する馬に裸足でしがみつく

子どもの姿を見ていると、

やっぱり「正しい姿」とは思えなかったのね。

まぁ、正解なんてないのかもしれないけれど。

子どもが命の危険を感じることなく

のびのびと成長できる世界で

あってほしいな、って改めて思った

アフロでした。

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まとめ

いかがだったかしら?

NHK「ドキュランド」に登場する

インドネシア・スンバワ島の

少年騎手シラくんとフィルマンくん。

家族もきっと、我が子を喜んで

ジョッキーにしているわけではないと思うのね。

身も蓋もないけれど

「みんな貧乏が悪いんだー」!!

でも、夢と希望に向かって走る

少年たちの目に映っているのは

大人の色んな思惑ではなく

ただひたすら家族の幸せなんだろうなー。

少ない選択肢の中で、

どうすれば家族が笑顔になるか。

そのために自分は何が出来るのか。

そんな思いはきっと万国共通。

だからこそ見ていて

親としてさらに辛いものがあるのも事実。

運命は自分の手で変えられる!

そう豪語できる日本という国は

何のかんの言って、

本当に豊かで恵まれた国なんだな、と

改めて思ったりして。

その幸運を、チャンスを、

どのように活かして、

家族以外の人も笑顔にしていけるか…

そんなことを子供にも伝えていけたら

良いなって思うアフロでした。

今日も最後まで読んでくれて

ありがとうねー。

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