こんにちは。
マダム・アフロよ。
少し寒さも緩んできたけれど
まだまだ三寒四温が続く今日この頃、
こころの底からあったまりたいところね~。
今日はそんな時にぴったり(!?)の
日本酒のプロフェッショナル、
秋田の伝説の杜氏・高橋藤一さんをご紹介。
素敵なお酒は素敵な人から作られるのね…と
しみじみ感じる高橋藤一さん。
今回はNHK「プロフェッショナル」で
夏からの密着取材で、その技を惜しげもなく
披露するというから見逃せないわね(*’ω’*)
そんな高橋藤一さんについて調べてみたので
良かったら一緒に見ていってね♪
プロフィール
出典:http://www.osake.or.jp
高橋藤一(たかはしとういち)
生年月日: 1945年7月8日
出身地:秋田県横手市(旧山内村)
職業:齋彌酒造店杜氏
目次
1.高橋藤一(たかはしとういち・秋田杜氏)プロフィール
高橋藤一さんは、
1945年7月生まれの73才。
終戦の年に生まれた苦労人だったのね。
山内杜氏の里として有名や
山内村で育った高橋藤一さん、
当時は農閑期の冬は蔵に入って
酒造りをするのが当たり前だったとのこと。
生まれながらの酒職人だったのね。
19才の時に北仙酒造に入った高橋藤一さん、
ここで出会った重鎮・照井酉松氏から
酒造りの基礎を仕込まれるんだけれど、
まず「蔵をきれいにすること」を
大切にするよう言われたみたい。
これは今の高橋さんの
杜氏としての基盤になったのね。
そして青森の蔵での修行を経て、
1975年に杜氏の資格を取得、
翌1976年に31才という若さで
杜氏になられたとのこと!
…キャリアが凄いわねー(;・∀・)
その2年後には秋田清酒の国の誉蔵に移動。
そこから高橋藤一さんの本格的な
活躍が始まるのね。
当時はアルコールを添加した
普通酒が主流だったようなんだけれど、
高橋藤一さんは「純米酒」こそお酒だ!という
信念を持っておられたのね。
同じころ齋彌酒造店4代目の齋藤鉄四郎さんも
普通酒全盛時代の業界の未来を心配し、
どうやったら良いお酒を造れるか
悩んでいたとのこと。
この運命の2人を引き合わせたのが
秋田の醸造試験所の池見元宏さんという方。
この結果、高橋藤一さんは1984年に
39才の若さで齋彌(さいや)酒造店の
杜氏となるのね!
そんな高橋藤一さんは
当時としては異色の酒造りを行い
異端児・風雲児として注目されたよう。
その特徴は
- 櫂入れをしない
- 炭素濾過をしない
- 割り水(加水)しない
で、高橋藤一さんの出身地である
山内(さんない)村に語呂合わせをして
「三無い(さんない)造り」と呼ぶそう。
ちなみに、命名したのは
日本酒漫画家の高瀬さんらしいわ(*^_^*)
これにより、酵母菌の力が
じっくりと引き出され強いものに。
また炭のフィルターを通さず、
加水もしない原酒で出荷されるので
うまみ成分がしっかり残った
作りたての風味豊かな美酒が
消費者のもとに届くことになるのねー!
また自然に生み出される酵母菌を大切にし
協会の酵母は加えないのも特徴。
(これって結構たいへんそう(;・∀・))
菌が健康に元気に働けるよう
活動する冬場だけでなく夏場も
蔵の清掃を徹底されている高橋藤一さん。
また糠が出ないようにと
「米研ぎ」にも物凄く
心を砕いておられるよう。
こうして美味しいお酒を造るため
手間暇と人件費をかけて作られる
齋彌(さいや)酒造店の美酒の数々…
なんだか楽しそうに動き回る
「もやしもん」のオリゼーくんを
想像してしまったわ(*’ω’*)
「かもすぞー・□・」
出典:Amazon
そんな高橋藤一さんの
強い想いから来る酒造りは
徐々に人々の心を突き動かし
多くの酒造り職人に大きな
影響を与えてきたのね。
この功績が認められ黄綬褒章受賞!
その生き方を含めて多くの人を魅了し、
うっとりと酔わせてくれる
お酒の革命児の活躍は
まだまだ留まることを知らなそうね~!!
2.高橋藤一(たかはしとういち・秋田杜氏)の極上美酒・雪の茅舎って?
そんな秋田の伝説の杜氏・
高橋藤一さんの手から生み出される
極上のお酒が「雪の茅舎」!!
アフロは最初
「ゆきのかやしゃ」と読んでいたけれど
「ゆきのぼうしゃ」と読むのね(;^_^A
この名前の由来は
ある作家さんが蔵を訪れたときに
「雪に埋もれた茅葺き屋根の農家が点在している冬景色」と
表現したことがもとになったよう。
この描写も素敵で、
名前から雪の酒処のイメージが
瞬時に伝わってくるわね!!
そのお味もモチロン素晴らしく
口当たりがよくって、さっぱりしていて、
味は甘さと辛さが絶妙なバランスを
保っているんだって。
飲んだ後味のすっきりした喉ごしが人気で
全国新酒鑑評会では
金賞を19回も受賞するという快挙を
遂げておられるわー!!
数々のラインナップや
さらに詳しいこだわりの製造方法、
作り手さんの想いなどは
以下のページに詳しく載っていたので
気になった方は是非一緒に
チェックしてみてね!!
雪の茅舎ホームページ