ノーナレ【ラーマのつぶやき(NHK)】再放送で16才シリア難民女子高生の青春を考える

こんにちは

マダム・アフロです。

今日は2018.4.14NHK Eテレで

23:00から放送の【ETV】特集より、

「ラーマのつぶやき」をご紹介したいと思います。

こちらは3/27(火)の再放送。

放送後はかなり反響があったようですね。

日本という異国の地で頑張る

ラーマさんの姿に心を打たれた人が

多いようです。

アフロを含め、見逃した方は

今晩の放送を要チェックです!

出典:NHK(左端がラーマさん)

目次

  1. 「ラーマのつぶやき」が特集されるNHKの「ノーナレ」とは?
  2. 「ラーマのつぶやき」のシリア難民・ラーマとは
  3. 「ラーマのつぶやき」で見せる16才女子高生の青春と悩み

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1.「ラーマのつぶやき」が特集されるNHKの「ノーナレ」とは?

NHKのドキュメンタリー番組で

最近注目される手法が

「ノーナレーション」こと「ノーナレ」です。

その名の通り、

一切ナレーションを省いた

変わった手法で提供される「ノーナレ」。

いったいどうしてナレーションを無くしたのでしょうか?

そもそも

ドキュメンタリー=ナレーション

という図式は日本独特のもののようで、

海外ではむしろ「ノーナレ」の方が

一般的のようです。

世界的に賞を受けるドキュメンタリー番組も

ナレーションが無いものの方が圧倒的で、

日本のナレーション付きのドキュメントは

「説明的だ」とも言われているそうです。

そんなグローバルな視野も取り入れて

試みられたのが「ノーナレ」ドキュメンタリー。

ナレーション無しでも、もつようにするため、

内容は否応なしにつくりこまれ、

結果として

観る側が受けとる情報が

純粋でたくさんの

良質なドキュメンタリーが出来上がっています。

個人的には、

理解を助けてくれる「まとめ」が入った

ナレーション付きのドキュメンタリーも

好きなんですけどね。

先入観無しで入り込めそうな

「ノーナレ」ドキュメンタリーも

注目していきたいと思います。

2.「ラーマのつぶやき」のシリア難民・ラーマとは

ラーマさんは16才の女子高生。

情報がなければ、

普通に海外から留学している

高校生活を楽しむ女の子、のようですが

実は戦争下にあるシリアから避難してきた

シリア難民です。

ラーマさんの家族は

「難民鎖国」と揶揄される日本が

初めて認定したシリア人家族の一人です。

祖国が戦火をこうむり

内線でシリアから国外に避難した人は約500万人。

その中でも日本で受け入れはかなり少ない模様。

難民認定手続の結果,我が国での在留を認めた者は65人であり,その内訳は,難民認定者が20人,難民と認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者が45人となっている。
出典:法務省

少しずつ増えてはいるものの

日本での難民の受け入れは

まだまだ途上にあるようです。

普通の人が普通の生活を

そして祖国を

いきなり奪われてしまう戦争。

その体験による苦しみや喪失感は

私たちの想像をはるかにこえていると

思われます。

しかし、遠く異国の地で

健気に前向きに生きる

ラーマさん。

今回のドキュメントでは

ラーマさん本人の自撮り映像を交えながら

ラーマさんの視点で

「シリア難民から見た日本」を考察します。

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3.「ラーマのつぶやき」で見せる16才女子高生の青春と悩み

「しゃべりたい時にカメラがない!」と

渡された小型カメラで綴られる

ラーマさんの日本での日常生活。

カメラが捉えるのは

家族の行き詰まった状況と

16才の女の子の心の叫びです。

「内線」「難民」

言葉では知っていても

詳しいことは分からず

どこか人ごとに考えていましたが、

彼女の「視点」を通して、その生活を見ることで

その家族の苦悩や喜びが

とても生々しく身近に感じることが

出来そうです。

「ノーナレ」という手法も

とても活きてくると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「ラーマのつぶやき」。

前回、放送された後の感想も見ていましたが

とても感動し考えされられる番組のようです。

番組の中で

ラーマさんがつぶやいています。

「日本に来れただけでも私達は恵まれてる。

それはわかってるのになんでこんなに疲れるんだろう」

普通の女子高生、

だけどとても特異な苦労を背負った

利発な女性・ラーマさんを通して

この日本という国を

そして世界を

考えてみるのも良いのではないでしょか?

本日も最後までお読み頂き

ありがとうございました。

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