こんにちは。
マダム・アフロです。
盲導犬は映画になったりと
色々と有名ですが、
耳の不自由な人を助ける
「聴導犬」、ご存知でしょうか?
こちらも厳しい訓練をくぐり抜けた
犬のエキスパートです。
本日のNHK 22:25からの
「もふもふモフモフ」にも登場するようですね!
そんな頑張る聴導犬に街中で出会ったとき
「してはいけないこと」があります。
今回は聴導犬の色々をご紹介したいと思います。
出典:日本補助犬協会
- 聴導犬の仕事って?犬種は決まっているの?
- 街中で会った聴導犬にしてはいけないこと
- 聴導犬の感動動画を紹介!
目次
1.聴導犬の仕事って?
盲導犬は耳が不自由な聴覚障害者の方に
寄り添って、その耳の代わりをする
身体障害者補助犬の一種です。
音が鳴ると、パートナーの身体にタッチすることで
音が鳴ったことを知らせるのです。
そして、その音源まで連れて行き、
何の音かを知らせることもできます。
知らせる音は、
パートナーとなる人の希望にそって決めます。
なので聴導犬によって
伝える音は決まっておらず、
臨機応変に対応しています。
例えば次のようなものがあるそうです。
- インターフォンの音
- 火災報知機の音
- 電話の音
- メールの音
- お湯が沸いた音(やかんの音)
- 自転車のベルの音
- 赤ちゃんの泣き声
「赤ちゃんの泣き声」は、なるほど!と思いました。
耳の聞こえない母親にとって、
赤ちゃんが唯一訴える方法である
「泣き声」が聞こえないのは厳しいです。
そんな時、聴導犬の助けで
赤ちゃんとのコミュニケーションが取れることは
大きな助けになるでしょうね。
障害で子を持つことを諦めそうになるとき
聴導犬の存在は、勇気と後押しをしてくれると
思います。
さて、犬種ですが。
警察犬は「シェパード」
盲導犬は「ラブラドール」
というイメージがありますが、
聴導犬に関しては犬種は特に決まっていません。
人が好きで温厚な性格であれば
大型犬でも小型犬でも大丈夫です。
2.街中で会った聴導犬にしてはいけないこと
聴導犬が街で「ケープ」を着用している場合、
お仕事をしていますというサインです。
出典:聴導犬サスケ
そんな時、聴導犬にしてはいけないことがあります。
- 聴導犬に触れない
- 聴導犬を見つめない
- 聴導犬に話しかけない
- 聴導犬に食べ物を与えない
聴導犬に限らず、
盲導犬や介助犬などの「補助犬」と呼ばれる犬にに対して
絶対にしてはいけないことだそうです。
ケープをつけているとき犬は完全に
お仕事モード!
そんなときに上記のような関わりをすると
集中力が途切れて
任務に支障が出てしまうのです。
そっと見守るようにしましょう。
ただし、補助犬の同伴の障害のある人に
絶対全く話しかけてはいけない、という
わけではありません。
たとえば災害時の緊急放送、
聴導犬は内容までパートナーに伝えることは
できません。
なのでスマホの文字で示すなどの
お手伝いをすることは歓迎されるでしょう。
そのとき、その人が
どんなことをすれば喜ぶのか。
考えることで出来ることは
見つかってくると思われます。
3.聴導犬の感動動画を紹介!
そんな人の耳となって働く聴導犬。
一人の女性が聴導犬と出会ったことで
人生が変わった、という動画があったので
ご紹介します。
短い動画ですが、
ユーザーさんの聴導犬に対する
感謝と愛情がひしひしと伝わってきますね(*T^T)
ただ「耳のかわり」としてだけでなく
人生に寄り添うパートナーとして
聴導犬は聴覚障害者にとって
なくてはならない存在のようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
聴覚障害者のパートナーとして頑張る聴導犬。
彼らの活動おかげ世界が広がり
生きる楽しみを見いだした人も
たくさんいると思います。
聴導犬の育成には
300万以上の費用がかかるようで
そのほとんどを寄付で賄っているそうです。
病院などに設置されている募金箱で募金が出来るので、
みかけた方は協力してみるのも良いのではないでしょうか?
また、協会での寄付受付もしているようです。
もちろん寄付金控除付です。
人と補助犬が
豊かな気持ちで暮らせる社会へと
進んでいくと良いですね♪
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!