ディック・ブルーナ展(兵庫・伊丹市立美術館)会期・チケット情報。青森からミッフィーが来るよ(・x・)

こんにちは!

マダム・アフロです。

今日は、

現在、青森県立美術館コミュニティギャラリーにて

5月6日(日)まで開催され、

その後、伊丹市立美術館にやってくる展覧会

【シンプルの正体/ディック・ブルーナのデザイン展 】

について、調べてみました。

誰もが親しみを持って接した

うさこちゃんことミッフィー。

あのシンプルかつ究極のデザインは

どうやって生まれたかに迫る展覧会に

迫ってみます。

では一緒に見ていきましょう!(・x・)

出典:とろ速報

目次

  1. ミッフィーの生みの親「ディック・ブルーナ」とは?
  2. 青森から巡回のディック・ブルーナ「シンプルの正体」展の見どころは?
  3. ディック・ブルーナ「シンプルの正体」、兵庫・伊丹市立美術館の会期・チケット情報(・x・)

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1.ミッフィーの生みの親「ディック・ブルーナ」とは?

ディック・ブルーナの本名は

ヘンドリック・マフダレヌス・ブルーナ

1927年8月23日オランダ生まれ。

2017年2月16日に89才で亡くなるまで

絵本作家やグラフィックデザイナーとして

活躍したアーティストです。

絵本「ミッフィー」(うさこちゃん)シリーズは

幅広い世代に知られた大ヒット作品ですね。

他にもペーパーバックシリーズ

「ブラック・ベア」など

数多くの名作を残しました。

父親は出版社「A·W·ブルーナ&ズーン」を経営しており

小さい頃はたくさんの本に囲まれて育ったようです。

中学の時には、父親が持っていた

レンブラントやゴッホの画集に触れ、

その鮮烈な色彩・画法に感動したとか。

その経験・感動が、彼のあの鮮やかな色彩に

繫がっているのかもしれませんね。

大戦終了の1945年、

ディック・ブルーナは画家になるため

高校を中退します(゜Д゜;)

父親との対立もあったようですが

「後継者の研修」を条件に

認められたようです。

その後、オランダ以外にも

イギリス・フランスの出版社に出向いたり、

様々な美術に触れていく中で

芸術家として生きていきたいと

ますます強い気持ちを抱くように

なったようです。

そして、20才でオランダに戻った

ディック・ブルーナは

改めて父親を説得し、

アーティストの道を進むことになります。

その後、アンリ・マティス

↑マティスの『金魚』

出典:Yahoo ショッピング「Artshop Form」

レイモン・サヴィニャックなどの

シンプルで明確な作風を研究し

あのディック・ブルーナ・スタイル

確立していきました。

そして24才の頃

イレーネ・デ・ヨングという女性と婚約

2年後には結婚。

この頃から

ブルーナ社の専属デザイナーとして

働き始めました。

ブルーナ社のシンボルとして描かれた

「ブラック・ベア」

初の絵本

「りんごちゃん」

そして、あの

「ミッフィー」

が生まれたのでした!

こうやってみると、

決して順風満帆というわけでもなく、

ただそこには純粋に

「絵を描きたい」という気持ちがあり、

突き動かされて道を切り拓いてこられたように

思います。

「ミッフィー」が生まれた直後も最初は

現代芸術運動(「デ・ステイル」)色の強い

斬新でモダンなキャラクターに、

大人達には敬遠していたようです。

しかし、そこは

本物が分かる子どもたち!!

彼らに圧倒的な支持を受け

次第に世間に認知されるようになりました。

頭で考えちゃダメってことですね(*゜∀゜*)

こうして世界的大人気となったシリーズ

「ミッフィー(うさこちゃん)」ですが、

シリーズの中にはミッフィーが万引きするという

衝撃の回もあるのをご存知でしたか!?

↓詳しくはこちら!

ミッフィー(うさこちゃん)が万引き?本名はナインチェ・プラウス!?ディック・ブルーナが込めた想いとは。

1975年には

「創作に専念したい」と

ブルーナ社を退職。

独立後は社会福祉関係にも精力的に

活動されていたようです。

子どもとふれあう機会も多く持ちながら

数多くの魅力的な作品を、

情熱的に作り続けたディック・ブルーナさん。

2017年2月16日に老衰で

お亡くなりになりました。

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2.青森から巡回のディック・ブルーナ「シンプルの正体」展の見どころは?

出典:「シンプルの正体」ディック・ブルーナ展Facebook

数多くの作品を世に送り出してこられた

ディック・ブルーナさん。

その作品に共通しているのは

「シンプル」であること。

余分なものを極力削ぎ落としつつ、

独自のユーモアや情感を織り込む

「シンプルさ」が常に作品に潜んでいます

そんなディック・ブルーナの

「シンプル」に焦点をあてた企画展覧会が

【シンプルの正体/ディック・ブルーナのデザイン展 】

です。

見どころは

  • 200冊を超えるペーパーバック
  • 約40点のデザイン原画やスケッチ
  • ミッフィーやボリスなどの絵本原画約30点
  • ポスターの複製などを加えた約500点

と、ディック・ブルーナの世界観を

まるごと凝縮したような展示内容!

また、日本の4組のアーティストが

ディック・ブルーナからインスピレーションを

受けて作った新作が発表されます。

もちろん、会場でしか手に入らない

グッズも忘れてはいけません!!

展覧会オリジナルグッズは150点以上

あるようです。

個人的には、展覧会用に作られたという

「シンプル」かつ「スタイリッシュ」な新作

「ミントデザインズ・オリジナルトート」

気になるところです(*^_^*)

(ブラック・ベア版とミッフィー版あり、各3024円)

お財布を持って、さぁ

Let’s Go!!(・x・)

3.ディック・ブルーナ「シンプルの正体」、兵庫・伊丹市立美術館の会期・チケット情報(・x・)

出典:「シンプルの正体」ディック・ブルーナ展Facebook

さて、気になる展覧会の情報ですが

5/6(日)までは青森会場

「青森県立美術館 コミュニティギャラリー」

〒038-0021 青森県青森市安田字近野185

で開催されています。

時間は9:30から17:00。

価格は大人で1000円。

中高大学生800円、小学生以下で600円です。

そして、その後、待望の関西!

2018年6月16日(土)~7月29日(日)

兵庫会場にやってきます!!

会場は

伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター

となります。

しかし、今、入場料などの詳細が

まだ不明なんですね~^_^;

一定金額で決まっているのかと思いましたが

その前に開催されている鹿児島などの会場と

青森会場でも金額に差があるので・・、

分かり次第アップしたいと思いますので

しばらくお待ち下さい!!

伊丹市立美術館では

その後、8月11日より

これまた「スイミー」などで有名な

「レオ・レオーニ展」

企画されているようなので、

こちらも気になるところです(*^_^*)

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まとめ

いかがだったでしょうか?

兵庫で開催される「シンプルの正体」に先駆け

お届け致しました

「ディック・ブルーナ」さんに関するエトセトラ。

あのシンプルな線と色彩の中には

色々なものが内包されている、と思うと

また違った趣で絵を感じることが

出来るかもしれませんね。

ま、難しいことは考えず、

子どものように

「シンプルな世界で遊ぶ」

それがディック・ブルーナさんが

私たちに贈りたかった経験なのかもしれませんね。

本日も最後までお読み頂き、

ありがとうございました!

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