目次
3.ノンタンに事件発生!?「ノンタン絵本裁判」って?
そんな「ノンタン」に
裁判事件があったことは、
アフロも今回調べるまで知らなかったわ。
1976年に大友康匠さんと一緒に
偕成社に持ち込んだキツネの絵本から
生まれた「ノンタン」。
夫でもある大友康匠さんの
サポートのもと作り続けられた
「ノンタン」シリーズだけど、
1985年に離婚されてからは
共同執筆が不可能になるのね。
1990年4月10日、
キヨノサチコさん側から
大友康匠さんほかを相手に
「ノンタン」絵本に関する
著作権をめぐる訴訟が
起こされることに。
お互いが持つ著作権の認識のズレから
発展したこの
「ノンタン絵本裁判」の結果は
「実質的な著作者はキヨノであり、
大友は補助的作業をしたに過ぎない」
との司法判断が下っているのね。
この裁判中に大友康匠さんは
お亡くなりになって、
その訴訟承継人の方が控訴。
だけど棄却されて結審したようね。
ノンタンの裏で
そんな事件が起きていたとは…
ちょっとびっくりね(゚ω゚;)
4.ノンタンシリーズのオススメ絵本は!?
さて、そんなキヨノサチコさんの
素敵なノンタン・シリーズ!!
その中でも押さえておきたいのは
やっぱりこの一冊!!
【ノンタンぶらんこのせて】
出典:Amazon
出版第一号でもあるこの絵本、
ぶらんこが大好きなノンタンが
何かと理由をつけて、
お友だちと交替することを拒みます。
とうとう怒りだした友達に対して
あわてて「10数えたら交替する!」と
呼び止めるノンタン…だけど!?
多分、ノンタンの魅力は
決して「良い子」ではないところ。
好きなものは譲りたくない…
そんなノンタンの姿が等身大で
子供たちも凄く共感できるのね。
だからこそ最後の10の数え歌は、
魔法の様に効果的!(笑)
何かをぐずるときは、
この数え歌を歌うと、
比較的すんなりと次のことに移れます。
ノンタン、恐るべし!
ノンタンはそんな
魅力的で口ずさみやすい歌が
たくさんあるのも魅力のひとつ。
生活の中に取り入れることで
子どもが楽しく苦手なことに
挑戦するきっかけを与えてくれるわね。
そういう意味では
こちらもオススメ!
【ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう】
出典:Amazon
【はみがきはーみー】
出典:Amazon
…というか、見ているとあらためて
全てがオススメなんだけどね(^_^;)
あなたのオススメ・お気に入りの
「ノンタン」は何かしら?
小さい頃、いっしょに
いたずらして冒険して
しょんぼりしながらも、
ちゃんと元気になる
ノンタンのストーリー(*’ω’*)
大人になった今も
しっかり息づいているのが
素敵なところね(*^^*)
5.ノンタンの世界一受けたい授業に
そんなノンタンが
2019年1月26日
「世界一受けたい授業」に登場!!
堺校長やくりぃむしちゅーのお二人と
どんなお話を繰り広げるのか
楽しみなところ!
堺校長とノンタンの絡みなんて
想像するだけでワクワクするわね。。
大人だけど子ども、子どもだけど大人な、
お二人(?)が繰り広げる
摩訶不思議な絵本ワールド!!
こちらも要チェックね!!
まとめ
いかがだったかしら?
キヨノサチコさんのロングセラー絵本
「ノンタン」シリーズ!
夫だった漫画家の大友康匠さんと
一緒に偕成社に持ち込んだ
一匹のキツネの絵本が、
猫になり、仲間が増え、家族も増え、
親から子に語り継がれていく様は
それ自体がものすごく
ドラマティックねー!(・∀・)
その裏には、師で夫だった
大友康匠さんとの離婚や、
「ノンタン絵本裁判」訴訟問題など、
絵本からは想像できない
ハードな出来事も経験されていた
キヨノサチコさん。。
そんな辛さは微塵も見せず
ノンタンの世界は子供たちに
夢を与え続けてくれるわねー。
その夢を守るために、
自らの死の公表にもストップを
かけていたというキヨノサチコさん。
そんな万人に対する
愛情が溢れる作品だからこそ、
ノンタンはいつまでもたくさんの人に
愛されて続けるのかも。
久々に子どもの絵本棚から取り出して
ノンタンの優しい世界に浸りたい
アフロでした。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうねー!!