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3.遊佐学を救った「罪人の友」の牧師・進藤龍也の壮絶人生
波乱の人生を歩まれている
遊佐学さんを救った牧師、
進藤龍也さんだけど、
彼も壮絶な人生を送っておられるわね。
出典:クリスチャン・トゥデイ
1970年12月23日生まれの進藤龍也牧師は、
3歳のとき交通事故に会い、
脳挫傷、脳内出血、頭蓋骨骨折の重傷を
負うものの九死に一生を得たんですって。
もうこの段階で、
ある種の奇跡が・・・(゜Д゜;)
だけど、中学から非行に走り、
15回の逮捕歴と3回の服役経験を持つ
前科7犯の元ヤクザの進藤牧師は、
「組長代行」という恐ろしい役職まで
されていた経歴の持ち主・・・(ー▽ー;)
そんな進藤牧師の生き方を変えたのは
3回目の服役中に出会った聖書の言葉。
「わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。
むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。
立ち帰れ、立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。
イスラエルの家よ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか」
(エゼキエル書33:11)
この言葉に衝撃を受け
悔い改めた進藤牧師は、出所後、
神学校に進み牧師となるんだけど、
その矢先に、お父様が自殺で
お亡くなりに。
牧師として初めて行った葬儀が
実の父親のだったんですって。
さらに、2017年3月には
2回目の結婚で授かった娘さんも
自死で亡くされているとのこと。
神様・・・
少し試練がキツくはないですか(T-T)
20年という短い人生を
自らの手で幕引きしてしまった心の内側は、
外部の人間からはとても想像出来ないけど、
進藤龍也牧師は
「よく生きたよ!」と
ねぎらってやってほしいと
葬儀で語られたとのこと。
その心中も計り知れないわね。
「強い」という
言葉だけでは表現できない
畏怖すら覚える何かを感じるわ。
家族の自死の時は
「自分も含めて、誰も責めてはいけない」と
語られる進藤龍也牧師。
とはいえ、
「牧師の娘なのに、
何で救ってやれなかったんだ」と
悲しみに追い打ちをかけるような
心ない言葉をかけられ、
「牧師を辞めよう」とまで
追い込まれた進藤龍也牧師。
そんな彼を救ったのが
メンターの中野雄一郎先生。
「安心しなさい。
絶対に僕が守るから。
君を絶対に辞めさせたりしない。」
娘さんの召天礼拝の前日でも
あったみたい。
娘さんの最後の親孝行みたいにも感じて
ちょっとウルウルしてしまうわ(T-T)
決して癒やされる悲しみではないけれど
立ち上がる力を
たくさんの人々や体験から得られ、
再び牧師として
神様の御言葉を語り続ける決意をされた
進藤龍也牧師。
同じように悲しみ苦しむ人々のために
祈り、寄り添い、赦しを伝え、
回復のお手伝いをされているみたい。
・・・重みが違うわね。。
また進藤牧師は
オウム幹部の死刑執行にも言及し
「死刑反対」の立場から
言及されているわ。
今回死刑を執行された7人が、どうやっても償いようのないことをしてしまったのは事実だ。たとえ死刑にならなくても、その人が神の前で悔い改めなければ、いずれ寿命が来て死んだとき、永遠の滅びに行く。しかし、生きているうちは、チャンスがある。神様は、誰一人として滅びることなく、悔い改めることを願って忍耐しておられるのだから、それを人間の定めた法律で制限してはいけないと思う。(中略)私は、たとえどんな罪人であっても、死ぬ前に、ぎりぎりでもいいから救いを得てほしいと願っている。
出典:クリスチャン・トゥデイ
死刑廃止論者の立場をとっておられる
進藤龍也牧師。
自分の家族がもし酷い目にあったら
そんな広い愛で赦すことは出来るとは
思えないんだけどね。
右の頬を打たれて
左を頬を差し出す器、
アフロにはないなぁ・・・(ー▽ー;)。
でも、進藤龍也牧師のような
存在が在ることで、
世の中は少しでも明るい方へ
進む勇気をもらえるんだろうなぁって
感じているわ。
出典:Amazon
まとめ
いかがだったかしら?
覚醒剤や暴力団など
逮捕歴もある過去を背負いつつ
更正して前に進もうとされている
遊佐学(ゆさ・まなぶ)さんと、
彼を支えた教会「罪人の友」の
進藤龍也牧師の
波瀾万丈の人生。
程度の差はあれ
過ちは誰にもでもあると思うのね。
そこで立ち直るチャンスと
支えてくれる存在が
あるのと無いのとでは、
更正の確率は雲泥の差になりそう。
とはいえ、現実問題、
「罪人の友」の門を叩いた人の
更正率が高いかというと
そうでもないのが事実。
それでも、くさることなく
あきらめることなく、
希望をもって
活動を続けておられるのが一番尊くて
凄いことなんじゃないかな、と
感じたアフロでした。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうねー。