こんにちは。
マダム・アフロよ。
子供を持つ親になって時々思うこと。
「今、私が死んだら
この子はどうなるんだろう」…。
小さな手を握りながら、
そんなことを考えると
不安でいっぱいになるわね。
今度の「ザ・ノンフィクション」では
ダウン症の娘さんと、
末期がんで余命わずかの母親の
ドキュメンタリー。
もう予告を読むだけで
胸が締め付けられるわね(T-T)
そんなお二人のことを調べてみたので
良かったら一緒に見ていってね。
プロフィール
出典:http://www.amepuru.com/
田久保妙(たくぼ・たえ)
生年月日:1987年
出身地:千葉県
出身校:東京国際学園高等部
1.田久保妙(ダウン症アーティスト)プロフィール!
田久保妙さんは1987年生まれの31才。
ダウン症の診断を受けながら
2005年に東京国際学園高等部卒業し、
デジタルサポート株式会社で働きつつ
独特の世界観を持った絵を描く
アーティストとしても活躍されているわ。
ダウン症とは…
ダウン症候群(ダウンしょうこうぐん、英: Down syndrome)は、体細胞の21番染色体が通常より1本多く存在し、計3本(トリソミー症)になることで発症する先天性疾患群である。多くは第1減数分裂時の不分離によって生じる他、減数第二分裂に起こる。新生児に最も多い遺伝子疾患である。
症状としては、身体的発達の遅延、特徴的な顔つき、軽度の知的障害が特徴である。平均して8-9歳の精神年齢に対応する軽度から中度の知的障害であるが、それぞれのばらつきは大きく、現時点で治療法は存在しない。教育と早期ケアによりQOLが改善されることが見込まれる。
ダウン症は、ヒトにおいて最も一般的な遺伝子疾患であり、年間1,000出生あたり1人に現れる。
出典:Wikipedia
今は出生前診断で判定することも可能。
だけど、「ダウン症」が確定して
中絶するという選択をすることに
倫理的な問題を提起している人もいるわね。
産まれる前に「知る」ことは大切。
「知る」ことで生まれるまでに
心と環境の準備が出来るから…と
以前どこかで聞いた
ダウン症の子供を持つお母さんの言葉が
今も残っているわ。
今は医療や教育、生活などの面で
社会の支援制度もあるようなので、
産まれる前にそういうことを
知っておくと、
迎える側としても少し安心ね。
そして、両親にとってはあくまで
「愛する我が子」。
個性…というには育てる親の負担が
大きすぎることもあるけれど、
育てている親御さんの
子供に対する愛情は同じね。
この本を思い出したわ。
田久保妙さんは
小さい時から絵を描くのが大好きで
一日中、飽きずに絵を描いていたみたい。
お供に童謡やクラシックのCDを聞きながら。
5才ころの1992年には
千代田生命第15回全国こども図画コンクールで
地方コンクール特別賞金賞
全国コンクール秀作を受賞!
この頃から絵の才能は開花していたのね。
少しずつ画風を変えつつ
独自の世界観を確立していった
田久保さんの今のツールは主に
色鉛筆・ペン・水彩とのこと。
国内外で数々の賞も受賞されているわ。
2006 千葉市市展入選
2011 ボーダーレスART TEN 西巻一彦賞
2011 林原国際芸術祭‘希望の星‘
「ドラえもんを描く展」入選
「モナリザを描くⅡ」展 いしのまきかほく賞 瀬戸内市教育委員会教育長賞
「ふくろう」展 5点入賞
ニューヨークケビンモリスギャラリー 1点入賞
2014 国際芸術交流展 神戸2014 審査員賞
2014 ビッグアイアートプロジェクト2014 入賞
2014 林原国際芸術祭‘希望の星’
「太陽と月を描く」展 Get in touch賞
出典:https://paralymart.or.jp/
他には水泳も得意なようで
2003年スペシャルオリンピックス世界大会の
金メダリストとなっておられるとのこと。
今は一般社団法人障がい者自立推薦機構
パラリンアートの登録作家として
捜索活動をされている田久保妙さん。
とても生き生きと
活動されているように見えるけれど
田久保妙さんは言葉が苦手なのね。
胸の内を言葉で表すことができないみたい。
そんな娘さんを遺して
自分はこの世を去らなければいけない。。
お母さんの想いに
見てるだけで辛くなりそうな
今回の「ザ・ノンフィクション」よ。