こんにちは。
マダム・アフロよ。
「現代」という時代を
分かりやすく見えやすく
輪切りにするような
「ノンフィクション」…。
番組「ザ・ノンフィクション」も
生々しく、身につまされ、
そして俯瞰できる素敵な番組ね。
そんな「ノンフィクション」が
本屋大賞の世界にも登場!
ありそでなかった本の
「ノンフィクション」、
これから注目される分野のひとつかも!?
今年度初の受賞作も発表された
本屋大賞ノンフィクション部門。
調べてみたので良かったら
一緒に見ていってね♪
プロフィール
出典:http://bunshun.jp
角幡唯介(かくはた ゆうすけ)
生年月日:1976年2月5日
出身地:北海道芦別市
出身校:早稲田大学政治経済学部
目次
- 「極夜行」が受賞した本屋大賞ノンフィクション部門って?
- 「極夜行」作家・角幡唯介(かくはたゆうすけ)プロフィール
- 角幡唯介(かくはたゆうすけ)の妻子は?
- 本屋大賞ノンフィクション部門2018年第1回受賞作「極夜行」に迫る!!
目次
1.「極夜行」が受賞した本屋大賞ノンフィクション部門って?
本屋大賞とは2004年から
NPO法人・本屋大賞実行委員会が
運営する文学賞。
その大きな特徴は
本を売る「現場」である
本屋の書店員が決めるというスタイルね!
「本屋大賞」は、新刊書の書店
(オンライン書店も含みます)で働く
書店員の投票で決定するものです。
過去一年の間、書店員自身が
自分で読んで「面白かった」、
「お客様にも薦めたい」、
「自分の店で売りたい」と思った本を
選び投票します。
出典:https://www.hontai.or.jp/
お偉いさんが選考する
〇〇賞も素敵だけれど、
書店員さんが選ぶ「本屋大賞」は
より読者の感覚に近く、
また「純粋に面白い」作品が多く、
「ハズレのない一冊」であるのが
嬉しいところね。
2004年の第一回では
299人の書店員がエントリーし、
191人が一次投票、93人が二次投票。
結果、新潮社の
「博士の愛した数式」小川洋子著が
選ばれているわね。
今ではすっかりおなじみになった
「本屋大賞」。
そこに今年初めての試みとして、
Yahoo!ニュースと本屋大賞が連携し、
ノンフィクション作品を対象とした
新しい部門賞を設立!!
この「ノンフィクション部門」の
映えある第一回受賞作が
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんの
「極夜行(きょくやこう)」(文藝春秋)
だったのね!!
2.「極夜行」作家・角幡唯介(かくはたゆうすけ)プロフィール
「極夜行」の作者である
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんは
1976年生まれの42才。
ラ・サール高校から
早稲田大学政治経済学部に進学した
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんは
大学で探検部に所属。
頭が良いだけでなく
物凄い行動力とエネルギーを
持った方であることが伺えるわね。
その後の経歴は以下の通り
- 2001年 ヨットで太平洋を航海後ニューギニア島トリコラ北壁初登頂
- 2008年 ネパール雪男捜索隊に参加
- 2011年 カナダ北極圏1600Kmを徒歩で踏破
雪男捜索隊…めっちゃ気になるわね(;・∀・)
この間に2003年には朝日新聞に入社。
そして2008年に退社されているわ。
私生活でも大きな冒険があった模様!?
今の肩書は「探検家」であり
「ノンフィクション作家」でもあるわ。
文武両道の
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんにしか
出来ない偉業かもしれないわね!
3.角幡唯介(かくはたゆうすけ)の妻子は?
そんな角幡唯介(かくはたゆうすけ)さん、
探検・冒険に明け暮れて
男やもめになってやいないかと
心配していたところ、
ちゃんとご結婚されて
娘さんもおられる模様!(失礼)
奥さまは11月の荒れた海にも
繰り出してしまうサーファーなんだとか。
…さすが探検家・角幡さんの妻、
普通ではありません。。
本の中ではたびたび「恐妻」として
登場することもあり、
「こんなひどく書いて!」と
怒られることもあるんだとか(;・∀・)
なんか、でも、
そういうことをネタにしてしまうあたり
お二人の仲はとても良いんでしょうね♪
娘さんは「あおちゃん」として
角幡さんのTwitterにも
たびたび登場されている模様。
幼稚園の先生からも
「独特で変わっている」と
お墨付きを頂いているという
娘のあおちゃん。
角幡さんはあおちゃんに
ゴリラの美人研究者になってもらうのが
夢らしく(;・∀・)、
動物園に連れていって洗脳中なんだとか。
うん、ご両親に似てきっと
一般社会の枠からは飛び出した
大物になられる予感が
ひしひしとするわね~!!
4.本屋大賞ノンフィクション部門2018年第1回受賞作「極夜行」に迫る!!
そんな角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんが
2018年2月に出版されたのが
今回の「本屋大賞ノンフィクション部門」を
受賞した「極夜行(きょくやこう)」!
出典:Amazon
極夜(きょくや)とは
南極圏や北極圏で起こる太陽が昇らない現象で、
三〜四ヶ月から六ヶ月間は闇に包まれる。
極夜の反対は白夜だ。
探検家の角幡唯介氏は、
グリーンランド北西部にある地球最北の
イヌイット村、シオラパルクに拠点を置き、
極夜の中、グリーンランドとカナダの国境付近を
四ヶ月かけて探検した。
出典:Amazon
…寒い!!
読んでいるだけで寒い!!
4か月も太陽をみない生活…
人として耐えられるものかしら!?(゚Д゚;)
そんな過酷な体験も凄いけれど
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんの
読ませる文章力がまた凄いのね。
まるでそこにいるような臨場感で
レビューの中に
「体験型ノンフィクションの名手」と
あったのが言い得て妙だったわ(・∀・)
その体験の内容たるや…
- ブリザードに襲われ、特注の天測用六分儀を紛失
- シロクマにデポ(ため置きの荷物や食料)を破壊される
- 備蓄食料が減り、犬を食料にするか逡巡
- 獲物を捕りに奥地へ迷いこむ
そして
真の極夜に身を置くという体験!!
…命があるって素晴らしい…(;・∀・)
その体験の貴重さもさることながら
臨場感のある筆致で
読んでいる者が追体験できるのが魅力みたい。
「読ませる冒険譚」であることが
「本屋大賞ノンフィクション部門」受賞作
たらしめる理由かもしれないわね!!
密かに元々人気はあったものの
今回の受賞で一気に知名度も上がり
ベストセラー作家になった
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんの
「極夜行(きょくやこう)」!
これは是非手に取って
読んでみたいわね~!!
まとめ
いかがだったかしら?
2004年から「本屋書店員が選ぶ」という
新しいアプローチで生まれた
「本屋大賞」に、
2018年新たに登場した
「ノンフィクション部門」。
その第一回受賞作
「極夜行(きょくやこう)」を
書かれた探検家で作家の
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さん!
ラサールから早稲田という
頭脳明晰な頭を持ちながら、
「探検家」としても道を志した
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんが
描く「極夜」の世界は
およそ普通の人間が
足を踏み入れられるような世界ではなく、
その貴重な体験を臨場感を持って読める
冒険譚でもある「極夜行」は
ノンフィクションの域を超えて
私たちを楽しませてくれそうね!!
これからも
角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんの
新しい冒険と、新しい本が、
益々増えていくことを
楽しみに待ちたいわね(*’ω’*)
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうねー!!