こんにちは。
マダム・アフロです。
今日は2018.4.17のNHKで
23:00から放送の
【デザイントークス+】より、
菊地敦己さんをご紹介したいと思います。
青森県美術館の今までに無いデザインを
手がけたことで有名な菊地敦己さん。
今晩は「デザインハンティング in 青森」ということで
ゲスト出演されますが、
あの素敵なデザインは
どんなバックグラウンドから生み出されたのか
気になるところです。
では一緒にみていきましょう!
プロフィール
出典:CINRA
生年月日:1974年(月日は不明)
出身地:東京都
出身校:武蔵野美大彫刻科中退
目次
- グラフィックデザイナー・菊地敦己って?
- 菊地敦己が手がけた青森県立美術館に迫る
- 菊地敦己が「デザイントークス」に出演!
目次
1.グラフィックデザイナー・菊地敦己って?
菊地敦己さんは1974年、東京都生まれ。
もともと絵を描くことが大好きだったという菊地さんは、
高校3年のときに美大に進学しようと
美術予備校に通い、
武蔵野美大に入学します。
武蔵野美大では
「どうせなら大きなスペースで出来ることをしたい」と
彫刻科を専攻します。
しかし、普通の学生とは
ひと味もふた味も違う菊地敦己さん。
学生時代から様々な公募展に応募し、
大きな大賞は取れなかったものの
比較的すんなりと入賞されます。
そこで手応えを感じた菊地さんは
大学の2回生のとき休学して
3人で事務所を開いちゃいます(゜Д゜;)
そして3回生の時に退学・・
お母さんには
「あと1年分の学費を自分に投資してみないか」
と持ちかけたそうです( ・∀・)
アプローチの仕方も面白いし
それでちゃんと結果が出せているところが
凄いですね~!!
他にも学生時代にアーティストによる運営スペース
「スタジオ食堂」のプロデューサーを行ったり、
小池一子さんが運営する
「佐賀町エキジビットスペース」に関わったり、
アートマネジメントのNPOを立ち上げたり・・
とても多才な活動をされていました。
そして、2000年数々の名作を生み出した
デザインオフィス「ブルーマーク」を設立。
2006年には代表作のひとつともなった
青森県立美術館のVIデザインの担当に決まりました。
ビジュアルブランディングのほか
アートプロデュース、
プロダクトデザイン、
果てはカフェのプロデュースまで。
根っこにあるのは
クリエイティブな活動に対する
情熱のようです。
ちなみに2011年でプルーマークは解散し、
その後は株式会社菊地敦己事務所として
活動されているようです。
2.菊地敦己が手がけた青森県立美術館に迫る
出典:NAVERまとめ
菊地敦己さんを一躍有名にしたのが
青森県立美術館の
VI(ビジュアル・アイデンティティ)です。
これは美術館のロゴやシンボルマークなど
総合的な美術館のイメージの設計になるのですが、
普通とは違うアプローチを試みておられます。
シンボルマークは「木」と「a」をモチーフに
これをパターン化しています。
それによって
「青い木が集まって森になる=青森」という
成長の物語が建物全体をとおして語られるという
仕組みになっているのです。
建物の外観に設置されたサインも
ネオン管で作られた30cmほどのマークが
パターン化されたもの。
施設そのものは純白で統一されつつ、
色彩は土壁の茶色で、
周辺環境との調和が取られています。
青木淳さんの秀逸な建築デザインと、
菊地敦己さんのシンプルながら忘れられないVIが
見事に調和、相乗効果となって、
建物自体が「また訪れたい」と思わせる
素敵なアート作品になっています。
また、すぐ隣に縄文時代の遺跡
三内丸山遺跡があるのもたまりません。
古代の歴史と最先端の美術館の取り合わせが
見る人の心に何ともいえないスケールの大きな
時の流れや郷愁を感じさせてくれます。
3.菊地敦己が「デザイントークス」に出演!
そんな何気に凄い青森・・
そして青森県立美術館。
遠い北の国に在る
隠れたデザインの王国で
デザインハンティングをするのが
本日放送のNHK「デザイントークス+」です。
もちろん青森美術館と
菊地敦己さんも登場!
ネットだけでは伝わらない
青森の魅力に迫ってみるのは
いかがでしょうか?(*^_^*)
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!