こんにちは。
マダム・アフロよ。
作家と猫って
なんて相性が良いんでしょうね~!!
夏目漱石先生の名前の無い猫に始まり、
内田百閒先生の「ノラ」から
浅田次郎先生の「民子」まで…
偉大な作家の傍に
かの生き物は存在せり…
インスピレーションの源となる
愛すべき生き物…それが猫!!
今回のNHKネコメンタリー
「猫も杓子も。特別編」に登場するのは
今をトキメク女流作家・村山由佳さんの
愛猫にして戦友の「もみじ」。
猫好きもそうでない人も
多くの人が涙なしでは見られないであろう
今回のネコメンタリー
「村山由佳ともみじ
軽井沢の日々よ 永遠に」。
そんな村山由佳さんと、
もみじちゃんについて
今回は調べてみたので
良かったら一緒に見ていってね(=^・^=)
出典:https://twitter.com/yukamurayama710
目次
1.村山由佳(作家)プロフィール
出典:http://hbweb.jp/momiji/
村山由佳さんは1964年7月10日生まれ。
東京で生まれた村山さんは
立教女学院小・中・高とエスカレーター進学し
立教大学文学部日本文学科を卒業。
卒業後は不動産会社勤務、塾講師などの
職を経た後に作家デビュー。
2003年には「星々の舟」で
第129回直木賞を受賞されているわ。
出典:Amazon
ちなみに、うちのムッシュは
「天使の卵-エンジェルス・エッグ」や
「おいしいコーヒーのいれ方」が
好きなんだけれど、これらは
NHK-FMの青春アドベンチャーで
放送されていたことが
きっかけだったみたい。
映画化の話も何度かあったようだけど、
村山さんが描く魅力的なヒロインを
誰が演じるか…というところが
ハードルが高くて厳しいという噂も。
人選によってはアツいファンの
怒りを買ってしまいそうだしね。
私生活では2度の結婚と
2度の離婚を経験されている村山由佳さん。
最初の旦那さんは、
どうやらモラハラ男だった様子…(-ω-;)
門限が夜の9時とか、作品を全否定とか。。
もともと村山由佳さんの最初の読者として
無名の頃から支えていた元旦那さん。
でも、村山由佳さんが売れるに連れて
段々意見が分かれてきたみたい。
…ちょっと嫉妬もあったんじゃないかしら?
飛躍する村山由佳さんを受け止めるだけの
器を持てなかったのかも…残念ね。
そんな元旦那さんに
インスピレーションを受けたのが(!?)
「ダブル・ファンタジー」。
出典:Amazon
この作品で村山由佳さんは
中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、
柴田錬三郎賞を受賞されているわ!!
人生の全てが執筆の糧…
まさに作家の鑑ね…!!(;・∀・)
こうして2007年に離婚。
村山由佳さんはその頃、千葉県鴨川市の
「風が吹き渡る丘の上のログハウス」で
暮らしておられたんだけれど、
東京のマンションに引っ越し。。
その2年後の2009年には
小説家志望でバーテン等の水商売をしていた
9才年下の男性と再婚されるんだけれど、
この男性がまた結婚後に村山さんの
事務所社長となりヒモ状態に(;・∀・)
しかも、女性関係や金銭トラブルなどの問題が
次々と起こり、結果的に2014年に再び離婚。。
いやぁ…波乱万丈な人生を
送ってこられているわね~。。( ̄▽ ̄;)
そんな人生が作品にも大きな影響を与えたのか
初期のピュアな「おいしいコーヒーの入れ方」
通称「おいコ」は、途中から作風が変わり
期待される続編が現在全く出ていない…と
ウチのムッシュは嘆いております( ノД`)シクシク…
ちなみに今は結婚はされていないものの
「背の君」として村山さんのSNSに登場する
邦士くにおさんがパートナーとして
傍におられる模様。
もみじが唯一「父ちゃん」と認めた
村山さんの幼馴染でもある邦士さん。
見ていると、お互いとても良い距離感(*’ω’*)
そして、その二人の間に存在する
「猫」たちがまた素敵なのね。
現在の村山由佳さんが居を構える
軽井沢を舞台に、
猫たちと村山由佳さんの
美しい日々を切り取ったNHKドキュメンタリー
…もといネコメンタリー「猫も杓子も。」
これはとても楽しみね!!
2.村山由佳(作家)のもみじ、そして愛猫たちがNHKネコメンタリー「猫も杓子も」に!
そんな村山由佳さんと猫たちの
軽井沢での愛おしい日々を
ドキュメンタリー形式で送るのが
NHKネコメンタリー
猫も、杓子(しゃくし)も。特別編
「村山由佳ともみじ 軽井沢の日々よ 永遠に」
2018年9月1日にBSプレミアムで放送され
たくさんの人々の涙腺を崩壊させた
この名作が、ついに地上波Eテレで
2019年2月16日(土) 午後4時から登場!!
これは見逃せないわね~!!
登場する村山由佳さんの猫たちを
ご紹介すると、まずはやっぱり
三毛猫で永遠のセブンティーン、
今回の主人公でもある「もみじ」。
そして、
メインクーンの雄猫・銀次(10才)に
黒のハチワレ雄猫・サスケ(3才)。
さらにおてんば娘の楓(3才)に
正確に若干難ありの貴公子・青磁(9才)。
これでもか!ってくらい
個性的な猫たちが織り成す
美しく愛しい日々。。
その中でも、最年長・もみじは
最初の結婚で暮らした房総・鴨川で誕生し、
離婚の時も村山由佳さんに引き取られ
その傍でいつも寄り添って見守ってきた
いわば「戦友」!!
しかし、2017年の6月に
口内の左奥上部に
「扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)」
があることが判明。
その時に3か月の余命宣告を受けるのね..
同じ場所に転移を繰り返しやすいこの病…
口の中の腫瘤切除手術を何回も行ったという
もみじちゃん…(T-T)。
本人(本猫)も辛かったと思うけれど
見ている村山さんの方も辛かったでしょうね。。
村山由佳さんはじめ
たくさんの人々に愛されたもみじちゃんは
2018年3月22日に
虹の橋を渡っていったとのこと。
ペットの方が先に死んでしまうのは
運命とは言え、
「その時」を迎える時は
いくら覚悟を決めていても辛いもの。。
猫を飼った経験がある人なら
誰もが感じたあの痛み…
だけど、同時に一瞬一瞬が輝いていて
命の愛おしさに胸がいっぱいになるのね。
60分という短い時間に凝縮された
村山由佳さんと、もみじちゃん、
そして愛しい猫たちの美しい日々…。
それに触れることで、きっとまた
明日から…いや、今から
この命を大切に生きようって
思わせてくれそうね。