こんにちは。
マダム・アフロよ。
「伝説の家政婦」として
すっかり有名人になられた
タサン志麻さんが2月に発売された
エッセイ付きレシピ本を入手!
美味しいレシピがいっぱいかなぁ…と
ワクワクしながら開いて読んでみたところ
思わぬところで思わず涙が…( ノД`)
レシピ本なのに泣けるタサン志麻さんの新刊
「厨房から台所へ・志麻さんの思い出レシピ31」
について今回はレポートしたいと思うので
良かったら一緒に見ていってね♪
出典:Amazon
- 厨房から台所へ・著者タサン志麻プロフィール
- 厨房から台所へ・山口からフランス郷土料理、龍馬チョコレートがスゴい!
- 厨房から台所へ・のタサン志麻レシピ本の泣けるエピソードや感想も
目次
1.厨房から台所へ・著者タサン志麻プロフィール
タサン志麻さんのプロフィールは
こちらの方にも書いているけれど
タサン志麻(伝説の家政婦)のレシピ本が凄い!経歴や旦那と子供、予約方法を調査!【プロフェッショナル】
この時には分からなかった詳しい生い立ちが
今回のエッセイレシピ本には記載されていたわ。
公務員のお父様と看護師のお母さま、
その愛情に包まれてすくすくと育った
タサン志麻さん。
旧姓は「岩崎」といい
2才年上のお姉さんがおられるよう。
共働きのご両親に代わり面倒を
見てくれたというのが
料理好きのおばあちゃん。
レシピ本にはお正月にいつも食べたという
「おばあちゃんのお煮しめ」の
レシピも収載されているわ。
写真からは祖母と孫の絆のような
あったかさも感じられて
見ていると幸せな気持ちになれるわよ(*’ω’*)
そんなおばあちゃんの影響もあって
もともと和食の職人になりたいと
思っていたタサン志麻さんは
大阪あべの辻調理師専門学校の道へ。
当時はまだまだ男社会だった職人の世界に
飛び込んだ志麻さん。
そこから男性顔負けのパワフルな活動で
自らの人生を切り拓いていかれるんだけれど、
その辺りは是非、このエッセイレシピ本
「厨房から台所へ」で確認してみてね!!
2.厨房から台所へ・山口からフランス郷土料理、龍馬チョコレートがスゴい!
この素敵なエッセイ付きレシピ本
「厨房から台所へ」の中でも
アフロが個人的に
特に印象的だったものをご紹介!
龍馬チョコレート
若いころ、漫画「お~い!竜馬」を
読んだことをきっかけに
坂本龍馬が大好きだったという
タサン志麻さん。
その「好き」のレベルが凄すぎて、
高校3年の2月、
なんと手作りチョコレートを
作ったんだとか!!(;・∀・)
作ったチョコレートは
坂本龍馬が眠る京都の
霊山護國神社に手紙を添えて
送ったとのこと
…実行力が、ありすぎるわねー(笑)
この神社の方がまた素敵で
「お供えさせて頂きました」と
手紙が届いたんだとか。
何だか世の中って素敵だなって
思ってしまうわね(*’ω’*)
この一件に関するお母さんのリアクションが
また笑ってしまったわ。
いいお母さんだなぁって、ほっこりします。
アマゾンのレビューでは
「簡単に作れたけれど
夫が過去にないほど感激してくれた」
というコメントも!
覚えると一生もののレシピになりそうね♪
けんちょう
志麻さんの出身地・山口県の郷土料理。
もともとは精進料理だという「けんちょう」は
大根・にんじん・里芋・豆腐などが
ごろごろと食べ応えがあって
心もおなかも満足すること間違いなし!
もともとこういう
根菜系がたくさん入った和食が
好きなアフロ…
見ていると懐かし~い気持ちに
浸れる写真も魅力的でした♪(*’ω’*)
舌平目のデュグレレ風
「THEフランス料理!」という感じの
こちらの一品は見た目からして豪華!!
フランス料理としては
クラシックなものみたい。
辻調理師専門学校のフランス校で
タサン志麻さんが学んでおられたときは
「まかない」としてふるまわれることも
あったんだとか…凄いわね!
舌平目が手に入らないときは
白身魚でも代用可能なんだとか。
ソースが決めてなんでしょうね。
たまにはこんなゴージャスな
大皿料理を出して、
家族を驚かしてみるのも素敵かも!?
豚肉とキャベツのブレゼ
ブレゼとは蒸し煮のことなんだとか。
ざく切りにしたキャベツやニンジンなどの野菜と
ベーコンやソーセージなどを重ね、
少量の白ワインとコンソメで蒸して煮たもの。
野菜や肉のうまみが凝縮された
蒸し煮(ブレゼ)は、
たくさんのお野菜を美味しく食べれて
子どもにも喜ばれそう!
もうね~、見るもの見るものが
美味しそうで…( ノД`)シクシク…
空腹時に見ると危険なこと極まりないわ。
レシピに関しては下のリンクでも
詳しく紹介されているので
本を買おうか迷っている方は
コチラでも是非チェックしてみてね!
3.厨房から台所へ・タサン志麻レシピ本の泣けるエピソードや感想も
そんなわけで、胃袋を直撃する
タサン志麻さんのレシピ本
「厨房から台所へ」!!
でも、この本の魅力は
個人的にはレシピ以上にエッセイだと
思うのね。
「伝説の家政婦」として
脚光を浴びることになった
タサン志麻さん。
だけど、今までを見ても分かるように
もとは「家政婦」ではなく
「料理人」を目指しておられたのね。
自分の興味や情熱の赴くままに
料理の世界やフランスへと
どんどん飛び込んで活動されてきた
タサン志麻さん。
だけど同時に色んな挫折を経験されていたことも
このエッセイ本では赤裸々に語っておられるわ。
数々の出会いと別れ、そして
逃げ出したことに対する後ろめたさや痛み、
そんな読んでいて心が苦しくなるような
エピソードに思わず涙が…。
レシピと一緒に収められている
おばあちゃんを始め、
大切な人々との別れが
また凄く切ないのね。
そんな人生の色んな出来事ひとつひとつが
タサン志麻さんという素敵な女性を作り上げる
スパイスとなっているんだなぁ、って思うと
単なるレシピ本以上の
深みのある一冊でした。
志麻さんの凄いところは
「パパっと凄い料理を作ること」だけではなく
この深みのある人生経験からくる
包容力もあるのかも。
だから仕事に疲れたお母さんたちにとっては
文字通り「伝説の家政婦」だったのかも
しれないわね。
凄い人だとは思っていたけれど
想像以上に波乱万丈だった志麻さんの人生…
一見、遠回りにも見える全ての出来事が繋がって
今のプレミアムな志麻さんが在ることに
なんだかとても感動してしまったわ(T-T)
最後の方に、息子さんの写真が出てくるのがまた
たまらなく愛おしくて素敵なのね。
志麻さんのジェットコースターのような
人生を追体験した後には
あー、良かったなぁ、って
ほっとしてしまったり。。
志麻さんとはスケールが全く違うけれど
私たちも日々、色んな紆余曲折があるわよね。
でも真っ直ぐな心があればきっと、
すべては無駄ではなく、それを糧にして
思い描く以上の世界に
辿り着くことが出来るかもしれない…と
生きる勇気をもらえた一冊でした。
「食べることは生きること」。
命の基本となる「食」を
今までのつながりを感じながら
大切に作っていくこと。
そんな料理で育った子どもは
きっと目に見えないところで
ものすごく豊かなものが育まれ
幸せになるんだろうなぁ、って
思ったアフロでした。
…レシピ本で泣いたのは初めてよ( ̄▽ ̄;)
まとめ
いかがだったかしら?
タサン志麻さんの初エッセイ付きレシピ本
「厨房から台所へ~志麻さんの思い出レシピ31」!
レシピ本の枠にとどまらない
スケールの大きな一冊だと
アフロは感じたわ~。
真っ直ぐにがむしゃらに
突き進んでこられたタサン志麻さん…
時にはかなりの無茶ぶりも!?
「伝説」になるべくして成られた方だなぁって
思わず大きくうなずいてしまったわ。
どんなことも一生懸命に向き合ったことは
きっと何らかの形で花が咲く…
色んな経験や美味しい食事、
全てを糧にして、
家族と一緒に豊かな人生を
歩いていきたいなぁ…って
タサン志麻さんのエッセイ付きレシピ本を読みながら
強く思ったアフロでした。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうねー!!