東田直樹(自閉症作家)ガン闘病丸山ディレクターが描く感動ドキュメンタリーがNHKで!著書や母親は?

3.東田直樹(自閉症作家)の著書紹介

そんな東田直樹さんの

代表作ともいえるのがこちら。

【自閉症の僕が飛び跳ねる理由】

出典:Amazon

「僕は、まるで壊れたロボットの中にいて、操縦に困っている人のようなのです。」
会話ができないもどかしさや意に沿わない行動をする身体を抱え、だからこそ、一語一語を大切につづってきた重度自閉症の作家・東田直樹。 小学生の頃から絵本やエッセイなど、多くの作品を執筆してきた彼が「ひとりの22歳の人間」として書く、清冽なコラム。

出典:https://cakes.mu/series/1648

このコラムで連載されていた内容が

一冊の本となって発売された

「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」

内容紹介

「僕が跳びはねている時、気持ちは空に向かっています。空に吸い込まれてしまいたい思いが、僕の心を揺さぶるのです」(本文より)
人との会話が困難で気持ちを伝えることができない自閉症者の心の声を、著者が13歳の時に記した本書。障害を個性に変えて生きる純粋でひたむきな言葉
は、当事者や家族だけでなく、海をも越えて人々に希望と感動をもたらした。世界的ベストセラーとなり、NHKドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」でも放映された話題作、待望の文庫化!
デイヴィッド・ミッチェル(英語版翻訳者)による寄稿を収録。

出典:Amazon

自閉症に関わらず

全ての生きづらさを感じる人々に

大きな共感と反響を呼び、

感動と希望を与えてくれる一冊として

話題になったのね。

Amazonでのレビュー数は200超え。

しかも物凄く高評価!!

2013年には先に書いた

デイヴィッド・ミッチェルさんらの

手によって英訳され、

「The Reason I Jump」として発売。

現在22か国での出版が決まっているという

自閉症の僕が跳びはねる理由」は

海を越えて多くの人を

勇気づける一冊になっているようね。

その後は、その続編を含め

他にもたくさんの著書を出しておられるけれど

最新作は2018年に発売されたコチラ

【ありがとうは僕の耳にこだまする】

出典:Amazon

こちらは詩集になるようだけれど

東田直樹さんが紡いでいく言葉は

透明感があって心にとても沁みるとのこと。

レビューでは「浄化」という言葉が

たくさん見られたのが印象的だったわ。

また、次に紹介する本も

たくさんの自閉症の子を持つ親御さんに

支持されている本ね。

【あるがままに自閉症です】

出典:Amazon

なかなか言葉にできない自閉症の方の内面を

東田さんの言葉で描き出したもう一つの本。

「自閉症」というものの理解を助けると同時に

いろんな勇気と気付きを与えてくれるよう。

東田直樹さんという存在があって

本当に良かった、と感じている人は

たくさんおられそうね。

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4.東田直樹(自閉症作家)の母親・東田美紀は?番組のみどころも!

特筆すべきは

東田直樹さんの母親・美紀さんね。

出典:http://www.f-ikusei.or.jp/

最初は自分の子供のことが理解できず、

専門家に相談しても納得のいく説明や指導もなく、

大変苦しんだという美紀さん。

最愛の我が子のことが

一番わからないもどかしさ…

親として本当に辛かったかもしれない。

そんな中、目をそらし反応もしない子供が

実は母親やそのほかの人が話す事が

よく解っていることに気付いた母・美紀さん。

それが文字盤ポインティング表現法による

コミュニケーションを生み出すことになるのね。

とても忍耐のいる子育てだったと

想像されるわ。

同じ自閉症という発達障害を持っていても

とても対照的なのが

同じくNHKドキュメンタリー

「ドキュランドヘようこそ」の

オレグさんね。

オレグの自立(自閉症青年)がドキュランドに!原題DonJuanのドキュメンタリーはIDFA長編最優秀賞も!

周囲の、特に一番身近な人の

理解があるかないか…

そのことで本人の人生の色合いが

大きく変わると思うのね。

幸い文字盤ポインティング表現法を得て

お母さまの方が困るような難しい言葉も

尋ねるようになったという東田直樹さん。

困った美紀さんが電子辞書を与えたところ

それを使ってますます豊かな表現が

出来るようになったというから、

何がトリガーになって才能が花開くか

分からないもの・・。

そんな東田直樹さんが

文字盤ポインティング表現法で

母・美紀さんにあるメッセージを伝えるのね。

「僕はずっと、

みんなみたいな良い子になりたかった」

それを見て、胸がつぶれそうだったと語る

母親の美紀さん…。

お二人の間の絆の強さが感じられるわね。

NHKのサイトでもあった

東田直樹さんの言葉。。

「自分が辛いのは我慢できます。

しかし自分がいることで周りを不幸にしている

ことには耐えられないのです」

上手く伝えられない

他の自閉症の子供たちの内側を

東田直樹さんが代弁してくれることで

多くの関わる人を救ってこられたことでしょう。

今回のNHKドキュメンタリー

「自閉症の君が教えてくれたこと」では

作家として歩みだした東田直樹さんを特集。

東田さんの本を英訳した

デイビッド・ミッチェルさんとも

2年ぶりに再会を果たすのね。

さらに「ハンディキャップを抱える人は、

どう幸せを見つけていけばいいのか」という視点で、

33才という若さでガンを罹患した

丸山拓也ディレクターの一人称によるナレーションで

番組は進行していくとのこと。

その部分を俳優の滝藤賢一さんが読まれること、

また東田直樹さんの文章の朗読を、

俳優の三浦春馬さんが担当されることが

大きな見どころね。

NHK【世界はほしいモノに・・(せかほし)】に三浦春馬&JUJU!成城バイヤーのドイツチョコ!!

きっと東田直樹さんの言葉に、

世の中で生きづらさを感じる

全ての人が

何かを感じ、潤わされそう。

命に対する愛おしい気持ちを

再確認できる素敵な番組、

要チェックです!!

まとめ

いかがだったかしら?

重度の自閉症と診断を受けながらも

お母さまとのかかわりの中で生まれた

文字盤ポインティング表現法

作家としての才能を開花。

「自閉症」の人の心の内側を

ご自身の瑞々しい感性あふれる言葉で

紡ぎだし、多くの自閉症の方と関わりのある方、

また自閉症とは直接関わりのない人々にも

多くの感動を与え続けている

作家の東田直樹さん。

自閉症の息子さんを持つ作家の

デイビッド・ミッチェルさんによる

英訳によって世界中に広がった

東田直樹さんの言葉は優しいのに

本当に強くエネルギーを感じるわね。

ガンを患った丸山ディレクターが

一人称で語りながらつづられる

NHKドキュメンタリー

「自閉症の君が教えてくれたこと」

色んな意味で命や人生を見直す

珠玉のドキュメンタリーでありそう。

東田さんの今後の活躍を祈りながら

見守りたいと思うアフロでした。

今日も最後まで読んでくれて

ありがとうね。

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