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3.越智直正(靴下屋タビオ会長)息子勝寛への継承理由は?裸足・靴下を履かない真相は?
そんな靴下の神様・越智直正さん。
2008年5月に長男の越智勝寛さんに
社長の座を譲り、自身は会長になっておられるわ。
先日の「激レアさん」に登場した
ニトリの似鳥社長は
息子へは継承しないってポリシーだったけれど、
似鳥昭雄(ニトリ会長)プロフィール!妻や子供は?資産年収や本も!【激レアさんを連れてきた】
越智直正さんの靴下にかける熱い情熱は
きちんと息子の勝寛さんに
受け継がれているようね!!
その継承理由がまた「激レア」で
「靴下を履かなければならなくなったから」。
なんと越智直正さんは16才のときから
出張以外はずっと
靴下を履かずに生活されていたみたい!
「靴下屋」なのに…なぜ!?
その理由がまた凄くて
「商品の仕上がり具合や履き心地を
より正確に確かめるため」
材、着脱の感じ、締めつけ感、肌合い・・
そんな微妙な感触を把握するには、
普段は裸足でいるのが一番、というのが
越智会長の持論だったみたい。
…まさしく、靴下のサイボーグ…(゚Д゚;)
その結果、約60年間
「素足にサンダル」というスタイルで
社長業を行ってこられたとのこと。
しかし、年齢もあって医師から
「足を冷やすのはよくない。
せめて冬の間は靴下を履かんといかん」と
言われた越智直正さん。
本人は嫌がるも、奥さまからも強く言われ
1月2月の寒い時期だけだけれど
しぶしぶ履くようになったとのこと。
だけどそのことで
「靴下より命のほうが大事になってもうた」
と感じた越智直正さん…
「商売人は自分のところで売っとるものを、
命より大切にせんといかん」という
ポリシーを持つ越智さんとしては
耐えられなかったのね。
靴下を履くようになったら、
靴下屋の社長はもう務まらない…と
長男の勝寛さんに社長の座を
継承したとのこと。
いやいや、本当に、
命を大切にしてください( ノД`)シクシク…
越智直正さんの靴下にかける
愛情や本気度が分かるエピソード。
ますます靴下屋の靴下しか
履けなくなりそうね(^^;)
4.越智直正(靴下屋タビオ会長)が愛する中国古典…孫子などの著書も!
そんな人間的魅力が溢れすぎる
靴下屋タビオ会長・越智直正さん。
その人間力の基礎は中国古典で
培われたもののようね。
大阪の靴下問屋にでっち奉公に出るとき、
学校の先生に「古典を読め」と言われたとのこと。
「おまえの頭では分からないだろうけど、
100回読めば意味が分かってくる」と
「読書百遍 義 自(おのずか)ら見(あらわ)る」
という三国志の言葉を教えてくれたんですって。
越智直正さんのインタビューを見ていると
ことあるごとに心に沁みる
中国古典を始めとする名言が出てくるわ。
昔から語られ受け継がれてきた知識には
やっぱり真理が通っているのね。
薄っぺらい教育ではなく
歴史ある古典から学び
自分の人生の軸・芯を持つことが
大切だと語られる越智直正さん。
宋の時代の碩学・張横渠の言葉
「天地のために心を立て、
生民のために道を立て、
去聖のために絶学を継ぎ、
万世のために太平を開く」
お金や財産などではなく
「真に大きな理想」を持つ必要性を
語っておられるわ。
「教育」という面から見ても
越智さんの生き様は
凄く感銘を受けるものがあるわね。
凄いわね、中国古典。
アフロも息子に読ませようかしら?
中国古典まではいかなくても
越智直正さんの出しておられる
著書を拝読すると、
ものすごい「生きる知恵」が
獲得できそうね!!
【靴下バカ一代】
出典:Amazon
【仕事に生かす孫子】
出典:Amazon
ちなみに越智直正さんが
「孫子」に出会ったのは
大阪の丁稚奉公時代。
先輩たちがミルクセーキを飲む傍ら
同じものを飲むと怒られる…と、
中学の先生の言葉を思い出し
向かった古本屋で出会った
「孫子の兵法」。
「何をするにも考えることが大切」と
その時に学んだ越智少年は、
その後「史記」や「論語」、
「三国志」と中国古典の幅を
広げていったそうよ。
【男一匹、負けたらあかん】
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【男児志を立つ】
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【商品のアイデアはいつも足元に落ちている】
出典:Amazon
まとめ
いかがだったかしら?
「良い靴下は噛めばわかる」という
靴下への異常ともいえる
愛情と執着を持ち、
「靴下サイボーグ」として
「靴下屋」タビオを成功へと導いた
会長・越智直正(おちなおまさ)さん。
愚直なまでに真っ直ぐな
靴下への想いに、
笑いながらも時に涙ぐみそうになったわ。
「靴下の品質を確認するため」
ずっと裸足にサンダルを通しながら
年齢・体力の衰えによって
靴下を履くことになり、
それを理由に社長を引退、
息子・長男の勝寛さんに継承した
直正さんの決断は、
本当に靴下を愛し、
良いものを顧客に届けることを
使命としているからこそであり、
「靴下屋」がなぜ人を惹きつけるかの
理由でもあるかもしれないわね。
数々のトンデモ伝説・逸話をお持ちの
越智直正さんが「激レアさんを連れてきた」で
どんな新しいエピソードを披露してくれるのか、
ドキドキしながらも楽しみなアフロよ。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうねー!!