中川李枝子(ぐりとぐら絵本作家)プロフィール!夫や子ども、幻のジブリ作品も!

こんにちは。

マダム・アフロよ。

今、話題の東京都立川市の美術館、

「PLAY MUSEUM 」!

「大人から子どもまで、

誰もが楽しめる美術館」として

2020年6月にオープン。

年間を通して有名な絵本作家さんを

紹介する常設展があるっていうのが

絵本好きにはたまらないわよね~♪

ここで今、開催されているのが、

あの酒井駒子さんの本格的な初の個展

「みみをすますように/酒井駒子」展と、

今年一年間を通じて開催される

「ぐりとぐら しあわせの本」展!!

今は、緊急事態宣言で

観ることができないけれど、

案内を見ているだけで

しあわせな気持ちになってしまう

ステキな展覧会ね~(*^-^*)

今回は、私たちアラフォー親世代も

お世話になった「ぐりとぐら」

生みの親のひとり…

中川李枝子(なかがわりえこ)さんに

ついて調べてみたわ。

良かったら一緒に

見ていってねー!!

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1.中川李枝子(なかがわりえこ・ぐりとぐら絵本作家)プロフィール

中川李枝子(なかがわりえこ)さんは

1935年北海道札幌市生まれ。

旧姓は「大村」で、

「ぐりとぐら」をはじめとする作品の

絵を担当されている山脇百合子さんは

6歳年の離れた妹にあたるんですって!

ちなみに山脇百合子さんについては

別記事で詳しく調べてみたので

良かったらコチラも併せて読んでみてね!

中川李枝子さんは4歳から小学3年生までは

おじいさまのいる東京で過ごすも、

戦争の影響で再び札幌へ…。

小学校時代は疎開などで転校を繰り返し、

4つの小学校に通われたそうよ。

戦後はお父さまと共に福島市に、

さらに高校2年には東京に戻られ、

東京都立高等保母学院に。

卒業後は20才で東京駒沢の

無認可保育園「みどり保育園」

主任保母さんになられたんだけれど、

それが中川李枝子さんの人生に

大きな影響を与えるのね。

当時30歳だった天谷保子さんという方が

園長を務めておられたんだけど、

「子どもたちが毎日喜んで通ってくる、

欠席のない保育をしましょう」

頑張っておられて、

中川さんも毎日、どうやって

子どもと楽しく遊ぼうか…

考えながら出勤されていたみたい。

勤務されていた17年間

毎日、子どもたちとの真剣勝負に

一生懸命過ごした中川李枝子さん。

それがきっと、長く読み継がれる

「子どもが喜ぶ絵本」ができる

根っこになっているのね~。

なんだか凄く納得…(*^-^*)

子ども

そんな風に子どもたちを

喜ばせようとして生まれたのが

「ぐりとぐら」を始めとする絵本たち!!

その中でも1962年に出版された

「いやいやえん」

  • 厚生大臣賞
  • NHK児童文学奨励賞
  • サンケイ児童出版文化賞
  • 野間児童文芸賞推奨作品賞

を受賞!!

いやいやえん

出典:Amazon

ちなみに中川李枝子さん、

もともとは日本一の保母さんになって

日本一の保育園を作るのが夢で、

作家になるつもりはなかったみたい。

だけど大好きな岩波少年文庫の編集者、

いぬいとみこさんの記事を新聞で見て興奮し、

ファンレターを出したところ、

ご縁が繋がって童話グループに誘われることに。

そこで「ノンちゃん雲に乗る」や

「クマのプーさん」の翻訳などで有名な

石井桃子さんと出会い、

中川さんが同人誌に書いた

「いやいやえん」を「面白い!」と

編集して刊行して下さったのね。

なんだか運命ってあるのね~って

感動してしまうわね(*’ω’*)

その翌年には、あの「ぐりとぐら」も刊行。

これまた、大人気に!

ぐりとぐら

出典:Amazon

その後も、小学校の教科書にも載って

長く読み継がれるあの「くじらぐも」や、

映画「となりのトトロ」のOPでもある

「さんぽ」の作詞も手掛けるなど大活躍!

中川李枝子さんが紡ぎ出す

その「ことば」は、時代を超えて

たくさんの子どもと

かつて子どもだった人々を

幸せな気持ちにさせて

下さっているわ(#^^#)

2.中川李枝子のぐりとぐら誕生秘話!

ちなみに、「ぐりとぐら」はもともとは

「たまご」というタイトルで

雑誌「母の友」に掲載されたらしいわよ。

あの名作が生まれたきっかけも

保母として働いていた中川李枝子さんと

子どもたちとの温かい絆なのね。

保育園で楽しい絵本を…と

探していた中川さんが見つけたのが

「ちびくろ・さんぼ」

ちびくろサンボ

出典:Amazon

保育園児には長いかも…と

楽しめるように紙芝居仕立てにしたところ

子どもたちは大喜び!!

その中でもみんなが大好きだったのが

トラが溶けてできたバターで食べる

ホットケーキのシーン。

それを知った天谷園長先生はなんと

保育園にホットケーキ用具一式を持参!

みんなで作って食べたんですって。

これはステキな思い出になるわ~!!

子どもたちはモチロン、

その話を聞いたお母さんたちも大喜び。

嬉しくなった中川李枝子さんが、

「もっとおいしいものをプレゼントしよう!」

と作り出したのが、当時、

ホットケーキより高級だった

カステラを森のみんなで食べるお話…

そう!「ぐりとぐら」なのね!!

「ぐりとぐら」の名前の秘密や
ジブリとの意外な関係、
旦那さんとのなれそめは次のページへ!

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